アニメの文芸統括・後半の脚本担当の冲方丁(うぶかたとう)による小説版です。
翔子自爆後から始まり、日常から非日常への変化を回想する方式。
「西坂と東坂」や「海野球」、「お肉」、「自転車」など前半のアニメにおいて希薄だったキャラクターの掘り下げに重点が置かれてます。
特に蔵前果林、羽佐間翔子、春日井甲洋はアニメに比べてとても細かく描写されています。
甲洋が完璧超人ナイスガイだなんてイメージ全然なかったよ。
翔子自爆後のいちいち一騎につっかかってくイメージばっかで。
ちなみに、「スフィンクス型」が「質問者(スフィンクス)」由来だってのを初めて知ったってのはナイショだ。
「いわく、」が多いけどそれさえ慣れれば1話〜6話、あるいは作品全体がより深く楽しめる一冊ですね。
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