ストーリーボード 川瀬敏文
演出 川瀬敏文
作画監督 小林利充
「カミーユ、私の命を吸って!」「そして、勝つのよ!」
「私は見たわ。Ζガンダムは人の意志を吸い込んで、自分の力にできるのよ」
エマさん…、酸素欠乏症にかかって……。
そして戦いを終わらせる望みをカミーユに託す。
「さみしがることはなくてよ」富野っぽさ100%のセリフを最期にエマさんも逝去。
ファはハイザックに狙われるも、リックディアスのパイロット(名前忘れた)に助けられる。
ブライト大佐、コロニーレーザー使うつもりだ。やるねェ。
レーザー砲に向かうシロッコとハマーン。それを追うシャア。
シロッコはレーザー内部に入り込み、蛍光灯を切り刻む。
これ以上破壊されれば撃てなくなる、シャアはシロッコに仕掛けるが返り討ち。
挙句に後ろからやってきたキュベレイに右腕を切り落とされる百式。
「ぬかったな、シャア」
「こんなところでくちはてる己の身を呪うがいい」
「そうかな?」
三分割画面キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!!
逆噴射で脱出を図るシャア。シロッコとハマーンがそれを取り囲む。
「もしも、私の下へ戻る意志があるのならば」
「何を言う」
「道を誤ったのだよ。貴様のようなニュータイプのなりそこないは、粛清される運命なのだ!わかるかっ!」
今度はジ・Oに右足をやられる。それでもシャアは名言を忘れない。
「まだだ、まだ終わらんよっ!」
カミーユはエマさんの遺体をアレクサンドリアに安置し、出撃を告げる。
居住区に逃げ込んだシャアを追うハマーン。
アーガマ、直撃受けてるよ。例の損傷で出力が不十分なレーザー。
それでもブライトは急がせる。
劇場に迷い込むシャア。彼にスポットライトを当て、銃を向けるはハマーン・カーン。
「シャア!拳銃を捨てろ」
「大した役者だったよ、シャア。話し合いの余地がないとするならば、ここがお前の死に場所になるな」
「いや、もう一人、役者がいるな」
「そうだな。こんな芝居じみたことはシロッコの領分だったな!」
「私は歴史の立会人に過ぎんから、そうも見えるか。が、シャアよりは冷静だ」
「私が冷静でないだと?」
「そうだよ。貴様はその手に世界を欲しがっている」
「シロッコの言う通りだろうシャア。ならばザビ家再興に手を貸せばいい。その上で世界のことをともに考えよう。…この小うるさい見物人を倒してな」
シロッコに銃を突きつけるハマーン。かっこよすぎです。
「ハマーン、私はただ、世界を誤った方向へ持って行きたくないだけだ」
そこでデスティニープランですよ。(違)
「では聞くが、ザビ家を倒し、ティターンズを排除した世界で、お前は一体何をしようというのだ?」
「私が手を下さなくとも、ニュータイプへの覚醒で人類は変わる。その時を待つ」
ハマーン様撃った!(シャアに)
「私に同調してくれなければ排除するだけだ。その上でザビ家を再興させる。それがわかりやすく、人に道を示すことになる」
「また同じ過ちを繰り返すと気づかんのか!」
「世界の都合というものを洞察できない男は、排除すべきだ」
「それは違う!」
カミーユキタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!!
なんか変なオーラ背負ってます。
「本当に排除しなければならないのは、地球の重力に魂を引かれた人間たちだろう!けど、そのために大勢の人間が死ぬなんて、間違ってる!」
「愚劣な事を言う」「生の感情を出すようでは俗人を動かすことはできても、我々には通じんな」
ご両人手厳しい。
「人の心を大事にしない世界を作って、何になるんだ!」
「天才の足を引っ張ることしかできなかった俗人どもに、何ができた?常に世の中を動かしてきたのは、一握りの天才だ!」
熱いぜカミーユ、違う意味で熱いぜシロッコ。
シャアはカミーユに引くように言うが聞かない。
「ちっぽけな感傷は世界を破滅に導くだけだ、少年!」
シロッコあいかわらずの言い草。ファが助けに入り、シャアとカミーユは脱出。
百式を追うキュベレイ。ハマーンはコロニーレーザー発射を察知する。
カミーユは戦いにけりをつけようと、シロッコ・ハマーンの元へ。
グリプス2発射準備完了。ブライトは砲内にカミーユの機体を見つけ、待機を命じる。
シャアはカミーユを連れ出すために戻って行く。
マナック(誰?)もやられ、アーガマ居住域ももう限界。シンタとクム泣いてるし。
グリプス2、エネルギー臨界。それでも撃たせられないブライト。
「今の武器(ファンネル)は、メタスにはよけられない!」
カミーユ助けられた分際で偉そうに。
「あなたは、まだやることがあるでしょう!この戦争で、戦争で死んでいった人達は、世界が救われると思ったから、死んでいったんです。僕も、あなたを信じますから!」
「君のような若者が命を落として、それで世界が救えると思っているのか!」
「新しい時代を創るのは老人ではないっ!」
シャア最強の逃げ口上キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!!
カミーユたちが外へ出たのを確認してコロニーレーザーを発射させるブライト。
エマさんの亡骸も、映画版では名前も表記されなかったガディ艦長も、光に包まれてティターンズ艦隊壊滅。
「これではエゥーゴに勝てん!」全軍集結させてたのかシロッコ!アホだな。
一瞬でミネバの元にワープしたハマーンは、ティターンズの二の舞にならぬよう撤退を進言し、容れられる。
カミーユ・シロッコ、最後の決戦。
「逃がすか!目の前の現実も、見えない男が」
「賢(さか)しいだけの子供が何を言う!」
「賢(かしこ)くて悪いか!」
カミーユ反論が小学生だよカミーユ。
ビーム同士激突キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!!
百式はライフルのエネルギー切れ。そこへ襲いかかるキュベレイ。
廃艦に逃げ込むと見せかけて、後ろからキュベレイを壁に押し付ける百式。なんかエロい。
「これであの武器(例によってファンネル)は使えまい、ハマーン」
「甘いな、シャア」
先に出してたファンネルの集中砲火を受け、崩れ落ちる百式。
「これで終わりにするか!続けるか、シャア」
「そんな決定権がお前にあるのかっ!」
配電に気づいたシャアはバルカンでそこを狙い、廃艦大爆発を起こす。
人が死んだときのテーマが流れ、ハマーンはシャアの死を悲しむ。
「シャア、私と来てくれれば…」
一方カミーユ。
「お前だっ!いつもいつも、脇から見ているだけで、人を弄んで」
「勝てると思うな、小僧!」
ビームサーベル激突キタワァ━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━!!!
「許せないんだ。オレの命に代えても、体に代えても、こいつだけはっ!」
またカミーユバイザー外した。酸素欠乏症になるぞ。
「わかるはずだ、こういう奴は、生かしておいちゃいけないって。わかるはずだ、みんな、みんなにはわかるはずだ!」
エマ、ライラのアドバイス。
「オレの身体を、みんなに貸すぞ!」
エマ、カツがゼータに力を与える。精神体になってもシロッコを守ろうとするサラ。
レコア、ロザミア、フォウがサラを説得する。そしてカミーユも。
「今日という時には、いてはならない男だ!わかってくれ、サラ」
カツがサラを説得し、はいはいバカップルバカップル。
死者の魂を受け、白く光るΖ。
「わかるまい、戦争を遊びにしているシロッコには。この、オレの体を通して出る力が」
「体を通して出る力…?そんなものが、モビルスーツを倒せるものかっ!」
ウェーブライダーでジ・Oに突進するカミーユ。
「ジ・O、動け!ジ・O、なぜ動かん!」
「ここからいなくなれ!」
「私だけが、死ぬわけがない。貴様の心も一緒に連れて行く…カミーユ・ビダン」
「光が…広がっていく?」
カミーユの元に駆けつけたファ。しかしその精神はシロッコによって…。
「大きな星がついたり消えたりしている。あははは…あ、大きい!彗星かなぁ?いや、違う、違うな。彗星はもっと、バーって動くもんな」
「暑っ苦しいなあ、ここ。出られないのかな?おーい。出してくださいよ、ねぇ」
ショックで打ち震えるファ。水の星をバックにアーガマへ戻る2機。
MK-2や百式の残骸をよそに。
ΖG Fin
関連
機動戦士Ζガンダム 第49話「生命散って」
収録巻:メモリアルボックスPart3(第35話〜第50話収録)
元ネタ知らないままによく見かけた名台詞が凝縮されてるなあ。
ZZの予定がなかったらこういう無茶苦茶な最後でもなかったのかね?
(まあその無茶苦茶さも魅力なんだけど)