絵コンテ 高田昌宏、鳥羽聡、西澤晋、福田己津央
演出 西村大樹
作画監督 キャラクター 大貫健一 メカニック 西井正典
5分でわかるSEED-D(47話まで)講座から。
カラミティの流れ弾でシン一家爆死(マユの右手!)
→サトー隊長、娘の無念を語り、ユニウス落し
→連合(ブルコス)の核攻撃
→ZAFTは核をスタンピーダーで暴発させて一網打尽
→いつも陽気なエクステンデット三人組
→研究所(ロドニアのラボ)の惨状に驚くアーサー
→オーブ沖決戦
→フリーダム乱入
→フリーダムを撃破するデスティニー
→アスランパンチがシンに炸裂
→アスラングフを刺して借りを返すシン
→ジブリール、レクイエム発射
→ギルバートデュランダル、戦いを終わりにするデスティニープランを発表
(時系列がメチャクチャだよこれ)
種デスコンプリートベストのCMで、「Life Goes On」と「君は僕に似ている」がスルーされてるのに(´・ω・`)しょんぼり。
「デスティニープランは、我々コーディネーターがこれまでに培ってきた遺伝子工学のすべて、また、現在最高水準の技術をもって施行する、究極の人類救済システムです」
「人はその資質のすべて、性格、地位、才能、また重篤な疾病原因の有無の情報も、本来体内に持っています。まずそれを明確に知ることが重要です。今のあなたは、不当に扱われているかもしれない。誰も、あなた自身すら知らないまま、貴重なあなたの才能が、開花せずにいるのかもしれない。それは人類全体にとっても、非常に大きな損失なのです。私たちは自分自身のすべてを、そしてそれによってできることを、まず知るところから始めましょう。これはあなたの幸福な明日への、輝かしい一歩です」
滔々と語られるデスティニープラン。「はぁ〜…」とアーサーは驚きを隠さない。
さすがに冗談きついよ的感想を持つシン。でもレイは大真面目。
「でも…急にこんなこと言ったって、世界は…、大変だよ!」
シンのこういう素直なセリフは好きだ。
「だがだからと言って、議長はあきらめる方ではない。それはお前も知っているだろう」
「人類を、あきらめない」がプラン党の政権公約だそうです。
逆にその議長的理想世界を守るのが自分たちの仕事だと言われてしまい、戸惑うシン。
「議長がお前を選んだのは、お前が誰よりも強く、誰よりもその世界を望んだ者だからだ」
シンの疑心を察してか最大級の賛辞を送り続けるレイ。
レイは、シンと話そうとするルナマリアをシャットアウト。
その厳しい態度に反論するシン。だけどレイは意に介せず自分の話を続ける。
「いつの時代でも、変化は必ず反発をうる。それによって不利益を被る者、明確な理由はなくとも、ただ不安から異を唱える者が必ず現れる。議長のおっしゃるとおり、無知な我々には、明日を知る術などないからな。だが人はもう本当に変わらなければならないんだ。でなければ、救われない!」
熱心な信者はこれだけでは飽き足らず、ステラの話を持ち出して全力で説得する。
「あの、エクステンデットの少女や、あんなことを、二度と繰り返さないために!これは、やりとげなければならないんだ」
「強くなれ、シン!お前が守るんだ、議長と、その新しい世界を」
「それが、この混沌から人類を救う、最後の道だ」
頭を抱えるレイ。心配するシン。
「なんでもない!構うな!」ここだけレイじゃなくてクルーゼになってるよ関さん。
そしてレイはデュランダル特製クルーゼ薬を飲み干す。
デュランダルの行動に同様するミネルバクルー。タリアはアーサーに落ち着くよう言う。
デスティニープランに対して明確な反対姿勢を示したのはオーブとスカンジナビア王国だけ。
ロゴスという名の魔女狩りのおかげで、どこの政府もがたがたで態度を決めかねている。
それを議長のプラン通りと読むカガリ。だいぶ政治が板についてきた様子。
「だがもうこれ以上、世界を彼の思い通りになどさせるわけにはいかない!かつてウズミ代表は連合の侵攻に際して、『人としての精神への侵略』という言葉を使われた。これはそれよりもなお悪い!オーブの理念、なんとしても守り抜く!それが必ずや、すべてを守ることになる!」
思ったとおり、いや、思った以上に世界の反応はかの演説に対して緩慢だった。
「人種も国も飛び越えていきなり遺伝子じゃ、誰だって判断困るよ」ムウも率直。
「あれだけ聞くと、本当にいいことづくめですものね。不安がなくなる、戦争が起きない、幸福になれる、と」
「議長は信用ありますしね、今は」でもこの演説で信用失ったんじゃないの?
プランの導入実行を目指す議長に対し、オーブは防衛体制に入りつつ、拒否を採択する。
「力押しで来られたら、もう戦うしかないものね」
「戦うしかない、か」
「キラ?」
「いや、あっちもそう思ってるんだろうなって思って。戦うしかない、これじゃあ戦うしかないって、結局僕たちは戦っていく。プランも嫌だけど、本当はこんなことも、もう終わりにしたいのに」
「ああ」
「でも、私たちも、今は戦うしかありません」
「ラクス」
「夢を見る、未来を望む、それはすべての命に与えられた、生きて行くための力です。何を得ようと、夢と未来を封じられてしまったら、私たちはすでに滅びたものとして、ただ存在することしかできません。すべての命は、未来を得るために戦うものです。戦ってよいものです。だから私たちも、戦わねばなりません。今を生きる命として。私たちを滅ぼそうとする、議長の示す、死の世界と」
レクイエムをチャージさせる議長。
オーブのプラン拒否に乗じて、アルザッヘルにいる大西洋連邦大統領コープランドは議長への面会を求めようと動き始めた。
「私はちゃんと言ったはずだがな。これは人類の存亡をかけた、最後の防衛策だと。なのに敵対するというのなら、それは人類の敵ということだ!」
一方まだ部屋に二人っきりのシンとレイ。ルナは気が気じゃない。(嘘)
シンが入信するまでありがたいお話(一般的には軟禁と呼ぶ)は続く。
「この先何が起ころうと、誰が何を言おうと、議長を信じろ。世界は変わるんだ。オレたちが変える。だがそんなときには、混乱の中、これまでと違う判断をしなければならないこともあるだろう。わけがわからず、逃げたくなるときもあるだろう。だが、議長を信じていれば大丈夫だ。正しいのは、彼なんだからな」
「うん、まあ(そんなのどーでもいいから早く帰らせてくれよ)」
「けど、なんでそんなこと言うんだよぉ、いきなり。なんか、それじゃあドラマの死んでくオヤジみたいだぞ、やめろよー」
「実際、オレにはもう、あまり未来はない。テロメアが短いんだ、生まれつき。オレは、クローンだからな」
「(゚Д゚)ハァ?」
レクイエムがアルザッヘルへ向けて放たれる。
「えーっ?では、これは、わが軍が!?」「当たり前でしょ。あそこにもう連合はいないわよ」
いつも通り絶妙の芸風。
アルザッヘル基地はあっという間に木っ端微塵に。
中継点の配置次第でどこでも狙えるレクイエム。
ラクスはAAとエターナルを合流することにする。
「従わねば死。どちらにしても、このままでは世界は終わりです」
レイとシンを機体ともども召喚するデュランダル。
「失礼いたします、もうよろしいでしょうか?」と皮肉たっぷりのルナ。
プランのこととかをシンと話そうと思ってると、ヴィーノがレクイエム発射を知らせる。
レイが無理やり議長をフォロー。
「たとえよいことでも、スムーズにはいかない。次は奴らが来るぞ、アークエンジェルが」
アークエンジェル発進準備。
「真の歌姫が戻る」と言えばエターナルの元にラクス派の戦艦が続々集結。
「今度こそ奴らを討つんだ、オレたちが。お前が望んだ世界を、守るんだ!」
レイの言葉にまだとらわれているシン。
今回のパスワード:68F
次回、「レイ」
知るからこその道、示せジャスティス!
関連
機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-47「ミーア」
機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-49「レイ」
収録巻:DVD第12巻(第45話、第46話、第47話、第48話収録)
どうも遅くなりまして。(ぺこり)
ペプシツイストのSEED&SEEDDESTINYフィギュアキャンペーンのおかげでお腹に空気がたまってます。かと言って捨てるのもどうかと思うし。(でもダイエットツイストは正直厳しい)
このシリーズ、「カガリー・ユラ・アスハ」とか「ステラ・ルーシュ」とか、キャラ名が非常にビミョウだったりするけど、イザークをラインナップに入れたその勇気だけは褒めてあげたいと思う。
あとはMSだー。全24種( ゚∀゚ )多すぎ。でもブラインドじゃないのが救いかな。
↓参考画像
で、本編の感想。
急に教育テレビ風のアニメを流す議長のお茶目さに乾杯。
シンちゃんがかわいらしかった。
「世界は…、大変だよ」とか「ドラマの死んでくオヤジみたいだぞ、やめろよー」とか。
レイクローン宣言はシンにとっては唐突だったのかも。視聴者的には織り込み済みだけど。
でもこういう展開だと「どんな命でも、生きられるのなら生きたいだろう」(30話)を思い出す。ああそれって自分のことだったんだ、って。
アスランみたく堂々巡りに陥ろうとするキラに答えを示すラクス。
でもそれって「生きるための戦い」と「リアル戦争」を意図的に混同してないかい?
さすがにたどり着いた答えが「戦争ヤッホイ」じゃまずいと思うんだけど。
ミーアのことで抱いた一時の憎しみで突き進むのはどうかと。
こんなの出るんだ…。女キャラばかりに任せておけないぜ、ってところ?
プライズ 機動戦士ガンダムSEED DESTINY シン&レイ DXフィギュア 2種セット(予約)
ああよく考えたら残り2話か。Ζ最終2話みたいに在庫一掃、キャラ大虐殺で行くのかね?
今回も戦闘は無しでした。(レクイエムのは「虐殺」と言う)
もう、ストーリー上の関心は、ほとんどなくなっています。後は、「最終在庫整理」で、誰が犠牲になるか?と、議長に止めを刺すのは誰か?の2点です。第3部が作られなくなったと言う話が本当なら、ディア・イザコンビの命も危ういかと。
アークエンジェルに、何故か、クサナギとその同型艦2隻(計3隻)が随伴していましたね。
これがオーブ第2艦隊?オーブって、タケミカヅチと言い、とっても重武装国家ですね。良いのかオイ。
どもっす。
ディアイザの今後は本当に心配です。
オーブは軍備整いすぎですね。
足らなかったのは代表の決断だけだったってのもひどい話です。
(重武装がセイラン家専制の唯一の遺産だったりしたらある意味おもしろいかも)
うんと年代を後にして、キラもアスランも出てこないようにしないと、また、「スーパー・ストライク・フリーダム」とか出さなきゃいけなくなりますね。
次を担当する人は大変です。
ZZみたいな本筋と関係ない話になったりして。
夫妻のいないSEED作品って想像もつかないです。