絵コンテ 三田浩士
演出 白石道太
作画監督 鵜飼一幸
あらすじ:ついに中山も谷口を認めたんですよ奥さん。
父ちゃん母ちゃんも観戦に向かう。鍵かけないのは時代かねえ。
「おい、お前ら。雰囲気に飲まれるんじゃないぞ。平常心を失ったら…」
って言ってる田所がスパイクに履き替えるのを忘れる始末。
「勝ったらタイ焼きタダにするぞー」と梨田監督も大盤振る舞い。
練習前に寝てるしこいつら。いつも悪態をつく女性徒もしっかり観戦に来てる。
進化した墨高。
谷口の噂は東実にも知れ渡ってる。監督は念を入れてベストメンバーで臨む。
早々に打たれる中山。すぐに反応してキャッチする谷口。
その働きぶりを見て今野は惜しい逸材を失ったと言い、相木は苦笑い。
サードゴロに打ち取るには内角高めに打ち込むべし。
東実は速球に慣れてるから中山のスローボールにはどうしても打ち急ぐ形になる。
(一回練習見ただけでそこまで見通せる谷口マジヤバス)
谷口の言葉を信じて投げる中山。その甲斐あって三者凡退。
勝てるかも、といい気になる中山たち。でも相手ピッチャーの剛速球にヘコむ。
田所は山本に谷口のアドバイスに従えば打てるはず、と叱咤激励する。
「バットを短く持って、変化球を狙う」
と言ってみたものの、速すぎて変化球だと見極めることすらできなかった。
二者凡退。
「みんなカボチャジャガイモ」と緊張する山口に、谷口はアガらない方法を伝授する。
バッターボックスに入る前に、ピッチャーの呼吸と合わせること。
そうすることで周りが気にならなくなり、ピッチャーに集中できる。
変化球→ヒットキタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
そして次の打者は谷口。
不敵な笑みを浮かべて投げるピッチャー。
谷口打った。いい当たり。でも捕られる。
サードに送る作戦を読み、ミートしようとすることにする東実。
一発で打たれ、センターも取りきれない。
ミートの前にはスローボールも通じず、また打たれ、先取点。
伸びる球をどう捕ればいいかと悩んでいると、谷口は周りの者が声をかければいいと言う。
それでもノーアウトで5点。ついにセンター村松がキャッチ。ホームに戻してダブルプレイ。
山本が壁にぶつかりつつキャッチ。やっとチェンジ。
5点差で気が重いチームメイト。だけど谷口はそれをたかが5点リードと言い張る。
これ以上は入らない、だってみんなボールに慣れてきたから、と。
「大切なのは、最後まであきらめないことです。最後まであきらめない、そうすりゃ、いつかきっとチャンスが生まれるはずです」
やる気になるみんな。相手も変化球狙いを読んでストレートに変えてきた。
二者連続フォアボール。中山に疲れが見え始める。ノーアウト12塁。もう後はない。
中山、それはランナー妨害だって。激突で足をくじいた中山は退場。
ピッチャー、中山に代わり谷口。サード、谷口に代わり横井。
秘密兵器のフォークを胸に、再び東実との対決に臨む。
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@プレイボール
収録巻:DVD第5巻(第8話、第9話収録)
いつのまにか0-0の攻防になってるのがすごい。もちろん差は縮めてないけど。