絵コンテ 守岡博
演出 渡辺正樹
作画監督 後藤潤二
玖楼国。傷が癒えぬまま、起き上がる桃矢王。
時期が決まっているわけでもなく、原因もわからないが、遺跡の周りに起こる砂嵐。
まるで遺跡にある「何か」を守るかのように。
そして1話の軍団はその「何か」を狙ってやってきた。彼らは異世界の者。
サクラと小狼も今頃は異世界。小狼がサクラの運命の相手だということは桃矢もわかってた。
出会って間もない頃、桃矢が小狼におぼえた違和感。
小狼が笑うようになってそれは薄れていった。だけど雪兎は何も感じなかった。
前王クロウに相談すると、「信じましょう、未来を」という答え。
一方飛王と星火。
「羽を持たぬ虫たちは、その先に何があるのか知らぬまま、ただいたずらに地を這い回る。空の高みにある者だけが、彼らの行く先に何があるのか知っている。彼らを導くのも容易なこと」
「でも、その高みにいるのは、私たちではないわ」
「向こうもこちらも、介入の度合いは同じだ。しかも、こちらは手駒が一つ多い」
「大した自信ね」
「自信?違うな。確信だ。…さあ、駒を一つ進めるぞ」
桜都国へ到着した小狼たち。メイド隊のお出迎え。なんかミュージカル風。
すぐやる課キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!!
職員はブランシェ(AL参照)。偽名上等の住民登録。
「働かないと、お金がなくて何もできません」勤労推奨アニメです。
他国の服を売って換金する。これも父・藤隆から教わった旅人の知恵。
見張られてることを気にする黒鋼。緊張しっぱなしじゃ疲れるからリラックスするファイ。
モコナはこの国に羽根があると言う。
謎の生き物がガラスを割って侵入。右腕を切られる小狼。小狼の右目が光る。
でも蹴り一発で倒す。
至れり尽くせりと思いきやけっこう危ない国だと思うファイ。
「間違いねえ、このガキは」小狼について何か気づいた黒鋼。
アイキャッチ:モコナ
再び桜都国中央市役所すぐやる課。昨日、「鬼児(おに)」を倒した報奨金がもらえるらしい。
「鬼児」はこの国に現れる敵、倒すべきもの。普通夜現れるが、まれに日が高いうちにも。
強さは月の満ち欠けに影響され、満月に近いほど強く、新月に近いほど弱い。
そんなのがいる世界の割には緊迫感がない。
それは鬼児がめったに一般市民を襲わないのと、「鬼児狩り」という鬼児退治の専門家がいるから。
鬼狩りは手っ取り早く儲かる。ということでもらってきた札は桜の形。
二人一組ってことで鬼児狩りになったのは小狼と黒鋼。
カフェマスターファイにメイドカフェ風ウェイトレスサクラ。学ラン小狼に袴の黒るー。
ファイがこの仕事を選んだのはカフェなら情報が集められると思ったから。
侑子からの差し入れ。フォンダンショコラ。黒鋼に無理やり食わせるファイ。
小狼に「ありがとう」って言ってもらうとうれしくて、妙に懐かしい気持ちになるサクラ。
小狼の小さい頃。手を火傷して藤隆に「すみません」と言った小狼。
サクラ姫にも心配されてまた「すみません」。困らせたくないのに困らせてしまう。
そんな小狼に、サクラが教えてくれた魔法の言葉。「ありがとう」
夜。鬼児狩りに出る黒鋼と小狼。となぜかファイ。黒様の活躍を見たいと。
黒鋼は急に小狼にこの仕事を選んで後悔していないかと聞く。
サクラの羽根を探すのに有利だから云々と答える小狼。
しかし、黒鋼が聞いてるのはそんなことじゃない。
現れた鬼児。また小狼の右目が光る。昨日の戦いで黒鋼は確信した。
小狼は右目が見えていない、と。
「やっぱり、やるって決めたことは、やる人だよね。小狼君は」敵勢全滅。
小狼が蹴り技中心なのは、そういう理由。(手だと距離感が狂う:原作)
そして小さい頃、蹴り技を教えてくれた人がいた。
黒りんに頭を下げて鬼児に同行させてもらうよう頼む小狼。勝手にしろと言う黒鋼。
獲物を取られたと言う猫依譲刃(ねこいゆずりは)と志勇草薙(しゆうくさなぎ)。
ちばちーキタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!!
関連
ツバサ・クロニクル 第16話「強さと優しさ」
ツバサ・クロニクル 第18話「にゃんことワンコ」
@ツバサ・クロニクル
収録巻:DVD第5巻(第15話〜第18話収録)
原作では5巻のp104〜p164。
主な変更点。
鬼児の段階制がなくなり(でも来週出る可能性も)、右目が見えないことをセリフで言わなくなってる。(原作見てない人はわかるのか?)サクラが和風女給から黒メイドに。
アニメのサクラの違和感って口開けて笑わないからだ。多分。
桜都国って音で聞くと嘔吐国だよ。食事時にはウヘァ。