機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-40「黄金の意志」

脚本　　　野村祐一、両澤千晶
絵コンテ　西澤晋、高田昌宏
演出　　　いとがしんたろー
作画監督　キャラクター　森下博光　メカニック　吉田徹
あらすじ：やめてよね、本気で喧嘩したらシンが僕にかなうはずないだろ？
ザフト軍・ジブラルタル基地。ステラ戦をなぜか思い出しうなされるシン。
「アスランとメイリン、オレ…」「彼らは敵だ。裏切ったんだ、シン」
「優しすぎる、お前は」カズイ並の扱いをされるシン。
「それは弱さだ、それでは、何も守れない」
ヘブンズベース戦の功績を評価され、ネヴィラ勲章を授与されるシン。
続いて、フェイスに昇進するシンとレイ。レイは目に見えて戦果挙げてないのに…。
「今この瞬間を裏切ることなく、今後も力を尽くして欲しい」また議長の殺し文句。
ちょっと待って、バンク利用で命中率が飛躍的に上がったルナマリアには何もなし？
アスラン撃墜の件をまだ納得しないタリア。ツンデレのツンです。
そして伝えられるジブリールの逃亡先…オーブ。
キサカからセイランがジブリールを匿っていると伝えられるカガリ。
アフガンとラディンを思い起こさせる構図だ。ミネルバを差し向ける議長。
オーブのマスドライバーを使って月の本隊と合流すればプラントが危機に陥ることになると読む。
「ロゴスの暗躍、これ以上は許さん。今度こそ必ず、彼を捕えるのだ！」
修理に二日かかると言うAA。そんな悠長にする時間はない。
起き上がろうとしてうめくアスラン。冷やかすムウに心配するメイリン。
ジパングがカガリに話しかけたところで地震L字ｷﾀﾜｧ━━（ｎ‘∀‘）η━━！！！！！
「ちょっともののわかった人間ならね、すぐに見抜くはずだ。あんなデュランダルの欺瞞は」
アンタの欺瞞も見抜くでしょうよ、そんな人は。居候の癖にウナトより態度でかいぞ。
まだ反撃する気満々のジブリール。「私が空に上りレクイエムが流れれば、すぐに終わる」
レクイエムってまた超兵器っぽいな。
ジブリールなどオーブにいないと回答するユウナ。マリュー(ﾟДﾟ)ﾊｧ?
「ええっ？どういう！」アーサー最高。「いいから黙って！」
「そんな、そんな言葉が、この状況の中、彼らに届くと思うのかーっ！」
怒るカガリ。（ここら辺の感覚はしっかりしてきた）
議長はこれを茶番・虚偽と見なしてオーブとの対決を宣言する。

ザフト軍は本気でオーブに攻め込む。アッシュ、グーン、ディン、バビ、グフ。
オーブ政府は情報を隠匿して、避難勧告も出さない。
攻撃を受けるセイラン家。
「彼はいないと回答したのに、なんで奴らは撃ってくるの？」ユウナは本気でアホの子です。
「嘘だと知ってるからですよ。政府はなぜ、こんな馬鹿げた回答をしたのです？」
ソガ一佐もなかなかナイスキャラ。ユウナに突き刺さる冷たい視線。
ついに迎撃準備。
カガリもスカイグラスパーでムラサメ隊とともに出ようとする。
「オーブが再び焼かれようとしているんだ！もう何も待ってなどいられない！」
エリカ・シモンズｷﾀﾜｧ━━━━━━（ｎ‘∀‘）η━━━━━━！！！！！
「このままここで見ているくらいなら、国と一緒にこの身も焼かれたほうがマシだ！」
「それでは困るから、来いと言っているんだ」キサカ冷静。感情人間の扱い方を心得てる。
キサカたちはウズミの遺言を伝えに来た。「この扉開かれる日の来ぬことを切に願う」
扉の向こうには黄金のMS。ウズミの音声付。守るための剣、アカツキ。
「お父様、お父様っ！」泣き崩れるカガリ。そして、ORB-01アカツキに乗る。
フィクションジャンクションｷﾀﾜｧ━━━━━━（ｎ‘∀‘）η━━━━━━！！！！！
「そんなこと言って、また負けたら貴様のせいだからな」ユウナ終わってる。
アカツキとムラサメ隊が国防本部へ向かう。
「私はウズミ・ナラ・アスハの子、カガリ・ユラ・アスハ。国防本部、聞こえるか？」
「カガリ、カガリ、カガリィー！来てくれたんだね、マイハニー！ありがとー、僕の女神！」
ユウナはカガリを本物と認めると、カガリはユウナをその権限において国家反逆罪で逮捕・拘束させる。（一発目に本気で殴るのはひどい）
アカツキ、動きよすぎ。機体が違うとこんなにいけるのか。
オーブ全軍を指揮下に入れるカガリ。
ミネルバ。レイだけで出撃しようとするが、シンがフェイス権限で出撃する。
「オーブを撃つなら、オレが撃つ！」
デスティニーとアカツキの戦端が開かれる。

ガンプラエースはちょっと欲しいな。
Generation of C.E.って何ゲー？格ゲー？それとも連ジみたいなの？
今日のパスワード：56B
迷いの壁、打ち破れガンダム！
次回「リフレイン」

関連
機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-39「天空のキラ」
機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-41「リフレイン」

収録巻：DVD第10巻（第37話、第38話、第39話、第40話収録）


壁紙は議長。挿入歌はFictionJunctionYUUKAの「焔の扉」。「暁の車」ではないのがミソ。
ウズミの音声全文
カガリ。もしもお前が力を欲する日来たれば、その希求に答えて私はこれを送ろう。教えられなかったことは多くある。だが、お前が学ぼうとさえすれば、それは必ずや、お前を愛し、支えてくれる人々から受け取ることができるだろう。ゆえに、私は唯一つ、これのみを送る。力はただ力。多く望むのも愚かなれど、無闇と厭うのもまた愚か。守るための剣、今必要ならばこれを取り、道のまま、お前が定めたなすべきことをなすためならば。が、真に願うは、お前がこれを聞く日の来ぬことだ。今、この扉を開けしお前には、届かぬ願いかもしれないが。どうか、幸せに生きよ、カガリ。
※お前を愛し、支えてくれる人々＝キラ、アレックス、ラクス、マリュー、キサカ、エリカ、トダカ
やっとカガリが大局を見れる子になった（キサカの補佐あってだけど）話。
でもデスティニーを見た途端戦おうとするのは何？
デストロイ回想してたけど、別にカガリはステラに思い入れないでしょ。
（たしか）ナチュラルだからシンだってわかんないだろうし。
ユウナもついに退場。お茶の間に怒りと笑いを提供するキャラでした。
アスランはまだ寝たきり。来週総集編ならあと実質8〜9週しかないよ？大丈夫？
いつも思うけど、ウズミってDESTINYになってからのほうが存在感大きくなってる。
軽率なカガリに送る言葉。「生きることが戦いだ！」「想いを継ぐ者なくば全て終わりぞ」
（最近のシンはシャレにならないのでいくら百式が高機動だからって考え無しに戦い挑むのはいかんよ）
しかし何をもって国家反逆罪かは謎。代表様のお気に召さないと適用されるのかな？

Comments

　こんにちは〜。地震が一番大きな地域に住んでいましたぁ。生涯で最大の地震だった。でも新築マンションは平気さ。
　さて、セイランをアホ扱いするにしても、最低の扱いをしています。今回に限って、カガリはちゃんと主役していました。
　でも常識では、ジブリールは到着と同時に月へ送るのが普通だろうに。
　「アカツキ」は、登場後は色のトーンを抑えていました。バビの胸部ビーム砲を反射して相手を落としていました。ビームシールドではない不思議装備。
　カガリ自身の指揮能力は別にして、ウズミ様の御威光はオーブ軍全体に浸透していたようで。
　さて、次回、アカツキvsディスティニー。多分、カガリ劣勢のところで、フリーダムが来る、いつものパターンと予測。Iジャスティス登場には、まだアスラン重傷だろう？
　ジブリールが言う、「レクイエム」とはなんでしょう？お約束の巨大レーザーを今回は月に設置したのかなぁ？
　シンが夢にうなされる理由がわからん。根は良い子でした、って言うオチはやめて欲しい。

Posted by 山猫 at 2005年07月23日 18:42

今回の話しはカガリが完全に主役の話しでしたね。
そしてアカツキがついに出てきましたね。（・∀・）肩の暁の文字が百式みたいでカッコイイです。
アカツキにビームシールド(らしき物？)がついているとは思いませんでした。同じ金色の百式とは比べ物になりませんね。そして久しぶりの登場のムラサメチーム←(勝手に命名)は相変わらず強いです。早速バビ三体を倒しています。キサカもバルトフェルドのムラサメを借りての出撃しこれでムラサメの株が急上昇決定です。(あー、早くムラサメのｈｇのキットが欲しいです。)
最後にユウナですが、正直ウザかったです。（笑）
もうセイラン家はご退場願いたいです。(特にユウナ)
来週は総集編なので続きは再来週の話しが待ちどおしいです。(総集編は２回ぐらいしたような気が…)

Posted by ピータ at 2005年07月23日 19:33

　来週、また総集編ですかぁ？作画が追いつかないのかぁ。残り１０話で、ドム出して、Iジャスティス出して、キラ対シンももう１回やっていると、お話が終わるのかな？これでシンが改心しました、って言うのはごめんです。タリア艦長が、叛逆して、シンをしかりつけて、シンは過ちに気付くというパターンがありかと。
　そうすると、レイはミネルヴァを出て、ラストバトルへ。
　決戦は月だろうな。

Posted by 山猫 at 2005年07月23日 20:02

＞山猫さん

地震すごかったですね。
雑誌とかコミックの山が崩れて大変でした。
アカツキは金色のコーティングがビーム反射材なんですかね。
アスランの復帰はまだっぽいですね。そんなに時間ないのに…。
＞根は良い子でした、って言うオチ
(ノ∀`)ﾀﾊｰですね。さすがにそれだけはないと信じたいです。
＞総集編
もう話数残り少ないのにこれって、スケジュール調整が心配で心配で。
＞タリア艦長が、叛逆して、シンをしかりつけて、シンは過ちに気付く
となると、シン対レイが一つのポイントになってきそうですね。

＞ピータさん

アカツキ、思った以上の活躍です。
ムラサメは相変わらずいい味出してますね。
次総集編ってのはちょっと残念です。余裕なさそうなのに。

Posted by えみゅ at 2005年07月24日 04:02

　私の家には家具らしい家具が無いので、物はみんな床に平積みです。だから地震の被害はありませんでした。

　今回は、ここ数回の展開の速さ同様のスピードでしたが、それなりにまとまった話でした。使いまわしも少なかったし（笑）。
　今回の白眉は、カガリの決意と活躍でしょう。やればできる子なんです、と言うことを示しました。中でもユウナに、自分を首席代表と認めさせておいて、拘束命令を出した辺り、国防本部のソガ一佐の左フックが命中したあたりでは、爽快感を覚えた方も多いでしょう。
　話数も少ないですが、新型機の活躍シーンが増えるので、使い回しが利かず、次回の総集編と言うことになるのでしょう。
　以下何点か。
・　３９話で、ラクスがディスプレイに出していた人物の顔は、ユニウス７落としの首謀者「サトー」だと思います。議長の顔と続けて出たので、ユニウス７落としも、議長のたくらみだったのではないかと推測します。
・　ジブリールの言う、「レクイエム」とは、お約束の巨大レーザーか何かと思います。月面基地に設置してあるのでしょう。一部情報では、「反射衛星砲」もどきだそうです。福田監督は、「陽電子砲」についても、「波動砲みたいに」とスタッフに注文していたそうで、かなり「ヤマト」の影響受けています。
・　決戦は月でしょうが、AA・エターナル・クサナギ（登場希望）のみでZAFTに勝てるわけも無く、ジブリールの味方をするわけにも行かず、どのような展開になるかは不明です。焦点は、シンが寝返るかどうかでしょうが、私は、精神崩壊して欲しいと思っています。MSのバランスも、フリーダム、ジャスティス、暁、虎ガイアに対して、ディスティニーが寝返ると、ルナマリアのインパルスは役立たずだろうから、レイのレジェンドしか残りません。バトルが成立しないので、シンの寝返りは無いと思っているのですが。

Posted by 山猫 at 2005年07月24日 06:35

　たびたび。
　「ユウナを国家反逆罪ってどーよ」ですが、至極ごもっともです。日本でも他の多くの先進国でも、大統領や首相が、直接警察権を持っているわけではなく、逮捕には手続きが必要です。
　ただ、日本では、建前的には警視庁、警察庁、自衛隊は、内閣府の外局で、その権限は全て内閣総理大臣（首相）から出ていることになっています。
　オーブが同様の国ならば（議会は無いらしく、三権分立では無さそうだが）、カガリが命令を出すと、軍の中で司法権を持つ、軍警察（俗に言うMP）が動員され、ユウナを逮捕するのが筋です。
　罪状の国家反逆罪は、国際手配犯罪人であるジブリールを私的に匿い、それを隠蔽して、国家国民をZAFTの攻撃にさらした、っという点に尽きると思います。これ自体は、成り立ちえます。
　すると、余計だったのは、ソガ一佐による左フックと言うことになりますな。

Posted by 山猫 at 2005年07月24日 11:42

＞山猫さん

今回のカガリはよかったですね。
＞ユニウス７落としも、議長のたくらみだったのではないかと推測します。
たしかに。そう言えばデュランダルはクライン派を自称してますけど、あの戦争中クライン派は地下潜伏状態だったわけで（そしてクルーゼとの交友もある）やはりサトーをけしかけたのは議長、ということになるんでしょうね。

決戦はGX、あるいは前作のような三つ巴になりそうですね。議長専用MAとかが出て、シンが寝返った分も埋めたりしないかな、とか思ってたり。

＞罪状の国家反逆罪は、国際手配犯罪人であるジブリールを私的に匿い、それを隠蔽して、国家国民をZAFTの攻撃にさらした
なるほど。納得です。

＞余計だったのは、ソガ一佐による左フック
不覚にも爆笑してしまいました。視聴者的には爽快だったのに…（笑）

Posted by えみゅ at 2005年07月25日 03:15