絵コンテ 野中卓也、大隈孝晴
演出 大隈孝晴
作画監督 斎藤雅和
作監協力 外崎春雄
戻ることのない日々。双樹がいて、恋太郎がいる、三人の日々。もう戻れないとわかっても、それでもと願う。恋太郎と出会ってから、双樹と私は幸せだったから。私たちが私たちであって、私たちでない。そんな私たちを救ってくれた人。思い出すのは、三人でいた日々のこと。朝起きて、おはようを言って、一緒にテーブルを囲んで、いただきますを言う。そう、思い出すのは、特別な日じゃないはずの、そんな光景。双樹がいて、恋太郎がいる、三人の日々。幸せでした。もしも、もしも恋太郎と出会ってなかったら、私たちどうなってたのかな?もしも、恋太郎と出会ってなかったら…。もしも…
「もしも」なんて、ない!オレたちは、出会ったんだから。
世界中の武器業者がワダツミキャッスルで行われる結婚式に参列する。
ICPO(インターポール)キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!!
副官の女性は天然からできる女に早変わり。城の監視を命令する。
沙羅を呼びに来る公彦。壮麗なインテリアからサブタイ。(でもそのフォントはどうよ)
三ツ木公彦と白鐘沙羅の結婚式(in ドイツ)。
公彦と沙羅は100年に一人の生物学的パーフェクトなカップル。(Byイカ司会)
2人が結ばれた瞬間、その魂はワダツミ謹製イカルスリングに吸引され、ワダツミシリーズを完成の高みに導く。
「核兵器なんてもう時代遅れ。地球に優しいイカルスリング。まずは1000万円からー!」
っておいおいオークションッスか。
二人の誓い。父の遺言通りなだけで愛し合って結ばれるわけではない二人。
だから沙羅は泣いていた。沙羅のことを好きだと告白する公彦。
双樹を思ったその優しさと、運命を受け入れたその強さを尊敬し、これから知っていく部分も愛していけると言う。
そして、公彦は誓う。一瞬の躊躇の後、沙羅も続けて。
向かい風の中、城へと向かう恋太郎と双樹。
一方、組長の元にはイカが。
ニコタマの地下で秘密裏に行われていたイカファイアー量産計画。
再開発と称して立ち退きを迫られる商店街の人たち。
木下は座り込みをやめるよう説得するが、結局この暴挙に納得できず拡声器を投げ捨てる。
命令には納得できないが、強制執行するしかないと割り切る御堂蛮。
居並ぶブルドーザー。
身内である組の者を殴るわけにはいかないと座り込み中止を言う杉作のおばちゃん。
商店街がバラバラになっても、(垂れ幕を見つつ)ずっと家族だ、と。
ビリー(アメリカザリガニ)の世話をおばちゃんに託し、一人で前へ進む玄さん。
「このニコタマが好きだからーっ!!」
蛮だって商店街の人たちを攻撃できるはずはない。
と、勝手に動き出すブルドーザー。しかも人型形態(ドリル付き)に変形して。
「なんじゃこりゃあ!?」(ジーパン)
式ではイカルスリングの交換。
嵐の中、部品がどんどん飛んで行く中航行する恋太郎たち。
やっと城が見え、ご丁寧に(お約束ですが)入口から突っ込む。
「お待っとさんでした」
アイキャッチのおばさん誰?
沙羅を失って「誰がなんと言おうとオレたちは、三人だ」とわかった恋太郎。
この結婚は公彦父の遺言でもなんでもなく、ワダツミ機関の陰謀だと糾弾する。
裏の社会を支配するとかイカと人間の合体とか、唐突な展開に沙羅が一言。「恋太郎?」
「いや、マジで!」
「これが証拠よ!」と双樹が出したのはニコスポ。
「よりによって(「プレスリーは生きていた!」が一面の)ニコスポ…」沙羅苦笑。
突然光に包まれ、上へと連れ去られる沙羅と公彦。
追おうとするが、神父…に化けたイカファイアーに阻まれる。
「使いまわしの再生怪獣は、弱体化してるってのがお約束」恋太郎特撮ヲタ宣言。
会場の参加者たちも量産型イカだった模様。例のバットを持って、恋太郎臨戦態勢。
「僕は君を幸せにすると約束した」銃でドアを開ける公彦、いい男じゃん。
扉の向こう
ニコタマでは針山・木下・御堂蛮が共闘してブルドーザーMSに立ち向かう。も多勢に無勢。
玄さんはどさくさに紛れておばちゃんに告白してる。
そんな危機をロケットズゴックハンドで救ったのは組長。
「愛之助よお、あんときテメエが腕一本で勘弁してくれたのは、この日、この時、商店街を守らせるためだったのかも知れねえなあ」
「若頭、わしは今からワダツミを敵に回す。よって桜月組は解散。テメエら全員わしとは一切関わり合い…」
「バッキャヤローッ!!桜月の屋敷がオレらの家だ、オレら全員死ぬまで親父とお嬢と一緒でさあ!水くせえこと言わねーでくださいよっ、オッターン!頼んますよっっ!」
「若頭。このヤマ、カタ付けたら組全員鶯谷だあーっ!」
「組長ーっ!!」
鶯谷って…自主規制。熱いねみんな。その熱さにほだされて商店街のみんなも。
「好きだから、このニコタマが好きだから!!」
一方メタルクウラ並みの物量作戦を展開するイカ(量産型)。
対する恋太郎もバット沢山で応ずる。悪魔の石像からもイカが登場。
数多すぎで話にならない。
そこへゴスロリ仮面inドイツが重武装で登場。いつかのお返しだと言う。
自分の問題だから手を出すなと言う恋太郎。強化野球ボールを投げて牽制するのは霧島。
「文句あるのかバカの大将。みんな全力でバカやるのに憧れてたんだよ」
「シモジマさんっ!」ってキリシマじゃなかったのアンタ。
「やらかすよっ、ユラちゃん」「やらかしますかっ、キラちゃん」ふたご姫キタ━(゚∀゚)━!!!
ゴスロリ仮面の見せパン見えすぎ。
「さあ、行って!」「行け、探偵!」三人に後を任せ、走り出す恋太郎と双樹。
霧島はトルネード投法。ゴスロリ仮面は大乱射。
困ったイカ司会はこれもプレゼンの一環だと言い張り、どさくさに自爆装置を売ろうとする。
イカファイアーの前に倒れる公彦。自爆装置作動。様子を見守るICPO長官。
双樹は双子パワーで沙羅の居場所を察知。向こうの塔へ向かう。
「持つべきものは双子だな、やっぱ」
塔を上へと登る恋太郎と双樹。遅れる双樹の手を取る恋太郎。
「双樹!つらいときこそ楽しいことを考えよう」「それだ!」
「三人でニコタマ帰って、最初に何をする?」「うーん、まずは一休みして」
「それから?」「ご飯作って」
「それから?」「お茶して」
「それから!」「お仕事なんか来たりして」
「それから!」「またまたお仕事来たりして」
「そりゃすげえ!」「またまたまたお仕事来たりするんだけど、休日にお出かけして」
爆発を目撃する公彦。「この結婚は、やはり間違いのようだ。君は二人の元へ」
男は引き際が肝心、ってことですね。公彦は座り込み、覚悟を決める。
公彦を置いてはいけないと言う沙羅に、それでも二人の元へ行くよう促す。
恋太郎と双樹が沙羅を見つけて手を振ったとき、爆発。
双樹をかばって倒れこんだ恋太郎はキスをする。「沙羅には内緒な。アイツ怒ると怖えからよ」
「後で会おう。次会うときは三人だ!」双樹をおいて駆けていく恋太郎。
そして、また爆発。
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肝心なところの展開をテンプレでいいのか?まあ逸脱してるとこも多いからいいのか。
霧島なのか霜島なのか、金月!ちゃんと脚本統一しろよ。
あるいは門脇が読み間違えたなら音響監督スルーするなよ!
@フタコイオルタナティブ