絵コンテ 京田知己
演出 水畑健二
作画監督 水畑健二
新OP「少年ハート」キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!!
なんかチャラいぞHOMEMADE馬賊。「情熱の炎も消えかかった」でタルホ映るのはひどい。
ヴァイエイト(青)とメリクリウス(赤)みたいなのが出るのね。
デューイがなんかただのオッサンになってる。もっと不思議な魅力がないとダメだ。
でも街中戦闘はカッコイイ。
総集編。独り言パートを全部起こすという暴挙に出ます。
レントン以外は各キャライメージカラーを使ったので、読みにくい場合、反転してください。
コーラリアンの消滅は、その周辺から、トラパー自体を消滅させるという大きな影響を残した。その直前に行われた、軍との戦闘で、ゲッコー号は被弾。右2番、VRFを破損。と同時に剥がれ落ちた、大量のリフレクションフィルムの影響で、スピードを上げるどころか、高高度ブイラインにさえも戻ることはできず、あげく、全国お尋ね者選手権のランキングに、堂々上位入賞。あ、この人(ホランド)は前からだけど。でもって、超低空飛行のまま、さまよってるわけです。はい。
あの事件以来、医務室でミーシャさんから投薬を受けつつ眠っていたエウレカも、今日は目を覚まして、何とか体を起こせるようになった。その回復力には、ミーシャさんも驚いていて、後数日もすれば、普段と変わらない生活に戻れるそうだ。
エウレカ。僕の故郷、ベルフォレストにやってきた女の子。幻のLFO・ニルヴァーシュを操るだけじゃない。僕の、そしてニルヴァーシュのコンパクドライブに浮かび上がる文字と、同じ言葉を名前に持つ、僕の好きな女の子。最初は、理想の女の子が目の前に現れたって思ったんだ。確かに、ちょっと変わってるし、どこか抜けてるけど、僕にとっては天使に変わりなく、メーテルたちの母親だと聞いても、動揺はしなかった!…嘘だけど。(1話〜3話の映像)
でもあの時、僕はそれが偶然ではないと感じてしまった。
「ベルト、きついかもしれないけど我慢しててね。そして、早くミーシャさんに」
コンパクドライブの文字を見つめ、「エウレカ…?」
「まだ頭痛いの?ママ」
「起きて、起きて!」
「大丈夫よ。しばらく休めば元気になるから。だから今はそっとしといて頂戴。医務室まで運んで」
「教えてください」
「何だ」
「エウレカって何なんですか?」
「ただの女の子だ」
「ただの女の子を、あんな目に遭わせるために出撃させたんですか?知ってたんじゃないですか?コーラリアンと接触したら、エウレカがああなになっちゃうことも。ゾーンの中で、変な夢を見てしまうことも。ニルヴァーシュが…」
「夢の中で、何があった!お前、何を見たんだ!」
「会えた気がしたんです、オレの、姉さんに」
ホランドニヤリ。(ここまで13話)
姉さん、今起こってること、今起ころうとしていること、これって何なんだろう?そして…、エウレカ、君は一体何者なんだ?
現象と心象(以下ストナー独白)
私の名前は観察者。現象と心象の中間に位置する存在。あらゆる自然現象は、何者かによって観察されねば、その事象が記録されることはない。私の名前は観察屋。あらゆる現象は、私のような中間に位置する者の目によって、観察されることでのみ、その存在を未来に残すことができる。
君はコーラリアンを知っているか
コーラリアンと呼ばれる存在について、我々が語れる言葉は少ない。誰もがそれをまるで幽霊か化け物のように語る。しかし、実際はいずれにも当てはまらない。コーラリアンを前にして、我々の持つ語彙は圧倒的に少ない。
君はコーラリアンを知っているか
もし我々に、今の我々以上の語彙が備わったとして、しかし、きっと我々にはそれを表現できないし、その感じ取ったことを分かち合うことさえもできないであろう。我々はコーラリアンの前では圧倒的に無力だ。
「こちら02。左前方にも熱源を確認。目標多数!」
コーラリアンからKLFへの銃撃。
「02、何があった?こちらでは確認できない、02!」
我々は言葉を持たないに等しい
珊瑚につつまれたノーマKLF小隊。(7話参照)
言ってしまえば、それは砂漠の蟻が大空の先にあるものを語るに等しい。しかし伝わらないからと言って、表層だけを語り、本質から逃げるという行為に満ちあふれたこの世界で、それに則って言葉を紡ぐことに一体どれだけの価値があるのだろうか。伝わらないなら、伝わる努力をするべきだ。その努力をしたくないのなら、永遠の沈黙をもってこの場から立ち去るべきだ。それを彼らは証明していた。
「助けてっ!お姉ちゃんっ!!」AAになりそうな変顔レントン。
大波を待つライダーたちにとって、そこに存在していることが全てを言い表していた。全ては体験を通して語られる。すでに用意された安易な言語でしか表現できない彼らは、その安易さの元に持ち合わせた深い真実によって、それをあえて言葉として表現する。何を語る?真実?しかしそれはあまりにも浅い言葉でしかない。それを人は陳腐な言葉の羅列として蔑むであろう。しかし真実など誰がわかる?目の前で起こった現象に対して高尚な言葉で語ること、それこそがその現象を矮小化させている。現象は現象でしかない。現象を語るには現象になるしかない。しかし我々は、現象そのものになることはできない。現象は我々以外のところにあり、我々以外のところから発生するものであるからだ。
「あ…あれは、お姉ちゃん」再び見ると姉の姿はない。
「レントン」
「エウレカ」
「一緒に帰ろ」
「うん、帰ろう、一緒に」
そして消えるコーラリアン雲。(12話)
そうなのだ。現象はオレたちがいなくても起こる。ただそれを目撃した者たちには何かを残す。それがその者たちにとって傷となるのか、はたまた糧となるのか、…それすら波には関係がない。
3日前(以下ドミニク独白)
「ニルヴァーシュ…。乗れってことなの?」
見つめ合うレントンとドミニク。
サウスアイリスで私とアネモネが遭遇したこと、これはもしかすると、この先々へ向けてのターニングポイントであったのかもしれない。この二者の邂逅、アネモネとエウレカ、type THE ENDとtype ZERO。そして何よりも、爆心地における報告書にも記載されていなかった怪現象。これこそが、デューイ中佐、いや、大佐が話されていたことの証明でもある。しかし、あの爆心地で彼女たち以外に存在していた、たしかレントンと呼ばれるあの少年。四課が入手した情報によると、ベルフォレスト会戦以後にゲッコーステイトに加入したとされる。それはray=out18号の表紙からも明らかだ。ベルフォレスト、そう、私がイズモ隊とともにtype ZEROを追い、そしてその発動を目撃したところ。これらすべては、果たして偶然なのだろうか?それとも…。
「type ZERO、ベールアウト」
「デキセイ(撃墜)?」
「やったか?」
「まさか?」
「マシュー、聞けっ!」
「どうして?」
「いいから逃げるんだ」
「ええっ?」
「さっきの、チビだ。あのチビッ子が、アミタドライブを、ニルヴァーシュに届けたんだ!来るぞ、セブンスウェルが…!」
核爆発のような光と噴出すトラパー。
「何事だ!」
「撃墜地点より、未確認の粒子、炎出。トラパー流域、急速拡大!」
「これは…まさか、これが、セブンスウェル現象だというのか?」
「まったく、こんなことを引き起こすものを残していくお前は親不孝者だ。あまつさえお前の息子までも巻き込んでいく。これはわしらを破滅させ、死を導く光だ。しかし、なんと美しい」
遠目に見るとニルヴァーシュがターンAに見える。
「電磁放射上昇確認。トラパー領域が発展していきます!」
「まさか…。いかん、モンスーノを後退させろ!今の奴には…!」
KLFをちぎっては投げ、最強伝説を作り上げるニルヴァーシュ。(2話)
type ZERO。それは、我々が最初に発見したLFOである。報告書によれば、発見したのは三人の科学者、Dr.ヤウチ、Dr.ダイヤモンド、そして、後に世界を救ったとして有名になる、かのアドロック・サーストンである。同行したのは、当時情報部主任であり、数名の部下を連れたデューイ・ノヴァク少尉。ある意味それが、我々人類が未知なる存在に接触した、最初の出来事と言われている。アドロック博士の死後も推進されたアゲハ構想(File No.00000156476)は、しかし、思わぬことで廃棄されてしまう。
SOF第1機動部隊反乱
我が塔州連邦軍によって、極秘裏に管理されていた少女、エウレカ。彼女がなぜ、SOF第1機動部隊に配属されていたのかは、未だもって不明である。(9話のヴォダラク掃討戦回想)
SOFのメンバーだったホランドによるエウレカ強奪は、そのイメージとは全くかけ離れたスマートな手段によって行われた。
2年9ヶ月前エウレカ及び月光号強奪
当時、極秘に造船され、まだロールアウトもされてもいなかったSL1200マークツー。
「これが月光号…、これがホランドの、ゲッコーステイトの艦!」
「エレベーター、滑走路に固定、完了」
「前方のKLFの反応、消失しています」
「クラエホイール始動」
「足並み揃った!発進準備、完了」
「了解!発進!」
その後に大きな問題となった事実。実は、この新造戦艦の開発自体が、軍上層部どころか、賢人会からも承認されていなかった。すなわち、あらかじめ存在を消去された新造艦だったのである。それを逆手に行われた強奪作戦、それは、現場の書類改竄や情報操作によって行われた。あくまでも架空の実戦配備をでっち上げ、架空の作戦を遂行するためという名目で、SOFの責任者だった男の元に渡った。当然現場では、強奪の事実は隠蔽されてしまう。こうして、その存在を知ることはなかった軍部は、完全に隙を衝かれてしまったのだ。そう、あの男(ホランド)に。
「トラパー値急速上昇、飛べるぞタルホ!」
「おっしゃーっ!」
しかし彼らは、その裏をかくようにしてその新造艦を公に晒す。その一見馬鹿げた作戦は、すでに存在しないはずの艦を、認めることのできない軍に対して、大きなプレッシャーを与えることに成功する。
非合法カウンターカルチャーマガジンray=out
その上彼らは、脱走兵であることを隠すどころか、自らメディアまでも持ち、我々が隠し続けてきた、コーラリアンをめぐる情報までも開示し始めたのだ。
辺境塔市国家ベルフォレスト
ただ一つわからないのが、ベルフォレストである。これまで彼らを追跡し続けてきた、軍情報部の分析から考えても、あんな塔に彼らが立ち寄る理由がわからなかった。
「それでは月光号の包囲が!」
「type ZEROが先だ!やれっ!」
「うあっ」
「爆発?」
「なんだっ?エレベーターが爆発してる」
「違う。あれは煙幕」
「煙幕?」
「そう。でも、ちょっと遅すぎる。ごめん、しっかりつかまってて」(3話)
「今の、ニルヴァーシュ?」
「さっきのでナビができなくなったけど、穴は塞いだし、データはメインで見られるから問題ないよ」
「でも、どうしよう。塔を回りこんでたら、間に合わないかも」
「大丈夫、前を見て。この二つの塔の間を潜り抜けて、先回りするんだ」
「定刻を過ぎた。作戦終了。直ちにこの空域を離脱せよ」
「艦長、2時の方向にUNKNOWN現出!」
「何?」
「形式不明のLFOが、急速に接近中です」
「LFO?RBCじゃないのか?何っ!」
「対空砲火?」
「大丈夫」
「うあああーっっ!」
戦艦を真っ二つにするニルヴァーシュ。
「そう、これがあなたたちの決断なのね。この先にたとえ苦難の道が待っていても、あなたたちの行く先に、光があらんことを」(9話)
しかし、その一見無駄に見えるベルフォレストを経由した後、type ZEROの飛躍的な能力の向上が報告されている。なぜ彼らはベルフォレストに立ち寄ったのか?そして、あのレントンと呼ばれる少年…。すべてはあそこから始まっている。やはり行ってみるべきなのだろうか、ベルフォレストへ。
(総集編部分終了)
修理とリフレクションフィルムの調達を兼ねて閉鎖された発掘現場跡・FAC51(ハッシェンダ)を目的地に決めるホランド。
つづく。
なんかニュータイプ(雑誌)っぽい絵柄のED。
「Fly Away」は夏らしいさわやかソング。
ray=out的な映像。
レントン、エウレカ、ホランド、タルホに加えてカツレツキッカとストナーが重要人物?
(ピンで映ってた。子供たちは厳密に言えばピンじゃないけど、その他大勢とは別だった)
学校の友達(?)や爺ちゃんも映ってたのは、これからベルフォレストへ行くからかな?
関連
交響詩篇エウレカセブン 第13話「ザ・ビギニング」
交響詩篇エウレカセブン 第15話「ヒューマン・ビヘイヴュア」
@交響詩篇エウレカセブン
収録巻:DVD第4巻、DVD第4巻UMDスペシャルパック(第11話〜第14話収録)
関連商品:エウレカセブン TR:1 NEW WAVE
↓見逃した人や朝起きられない人用(再放送なんで終わったのよ(´・ω・`))
(あるいは事前の
配信は当日24時から1週間。
詳しくはhttp://www.gate01.com/やhttp://www.showtime.jp/で。
レイアウトにコーラリアン情報載ってるなら、別にレントンが知っててもおかしくないじゃんよ!>ドミニク
ドミニクにユルゲンスとの確執回想を期待したのにダメだったね。
しかしストナーの部分はラノベ書き始めの中学生みたいで嫌だな。
でも話がちょっと見えてきた気がするな。
あと、1クールでストーリーが全然進まなかったことも明らかに。
青野再登場に大期待でございます。
(関係ないけど、クレヨンしんちゃんの予告でひろし=藤原啓治さんが「カットバックドロップターン!」って言うのを聞いてお茶吹いた)
↓なんかこんなの見つけた。劇中靴って、関連商品の展開すごいな。
交響詩篇エウレカセブン オリジナルスニーカープラスエイト-レッド×ホワイト

EDのピン映りですが、ラブコメ脳に侵されている自分としては各キャラ間の矢印が気になります。
レントン→エウレカ→カレキ。
ホランド→タルホ→ストナー。
もしかして矢印は好き好き矢印で、
そうするとホランドとタルホにもまだまだひと騒動ありそうな気もします。
依然としてタルホはホランドに不満有りそうですし。
いたわりの言葉で疲れも吹っ飛びます。
タルホ→ストナーは意外ですね。
これからそういう展開になっていくのかも?
おもしろいはなしですねw