絵コンテ 山本秀世
演出 原口浩
作画監督 真庭秀明
やっば、起きたら25分。録画忘れ。死のう。
→再放送で補完。「本放送は日曜7時」ってテロを2回も出さなくていいから。
目覚めたホランドはかつてのデル・シエロ掃討戦の真っ只中にいた。
やめろ、やめてくれと叫ぶが冷たい目をした過去ホランドに銃を突きつけられ、そして乱射。
そんな夢を見たのもティプトリーからもらった怪しく光る謎の瓶のせいかと考えるホランド。
「しっかりしてよ、レントン」タルホの寝言で、ホランドは頭をぶつける。
サッポロビールに日清っぽいカップ麺、なんだか身近な食生活。
ラジオで大規模地殻変動の知らせ。ホランドはハップのところへ飛んで行く。
全裸で起き上がるタルホ。後ろのラインがエロイ。
(というか、朝からこれか。土曜の6時ピンクのパンツでいろいろ言ってたのは遠い昔か)
「ハップ、ハップ!キタッ!!」ホランドいい表情。
エウレカが聞かせてくれた昔話。デルシエロを、ティプトリーおばさんたちの町を、廃墟に変えたのは、ホランドたち。もちろん、オレはエウレカを信じてるから、彼女が、ホランドが背負ってる過去を、とやかく言うつもりはない。だけど…、あんなに苦しんでるエウレカを見ると、ふと、オレには何がしてやれるんだろうって思ってしまう。オレは本当のことなんて何も知らない、エウレカのことも、ホランドのことも。考えてみれば、俺はこの世界のことを何も知らない。ティプトリーおばさんが、言ってた通り。何も知らなくったって、生きてはいける。だけど、「本当のことか…」
と、悩んでたらアイロン置きっぱなしで、レントンはタルホの服を焦がしてしまう。
とりあえずレジの中に焦げた服を隠す。
でも、聞かれてもないのに何も隠してないとか言っちゃうのはどうよ。
ドギー兄さんからでっけえ波が来ると聞かされて、一気に表情が明るくなるレントン。
作戦会議。いい波を求めて南半球へ。デイラインじゃないらしい。
ホランドの無理が通って不機嫌なタルホ。
ジュースを飲んでお釣りをもらおうとレジを開けて仰天。
「な、な、な、な、な、なんなのよこれ!こんなの、こんなのっ…!まだあったんだ、こんなの」( ´゚д゚`)えーーー 怒ってんじゃないんですか。タルホはその服をゴミ箱に捨てる。
いくら大きな波でもこっちに着いたときにはしょぼい波になってるのに、とみんなの浮かれっぷりがわからないレントン。そこへ弾道飛行準備の知らせ。ゲッコー号が大気を飛び越える。
各部機密シャッター閉鎖。全管制システムを手動に。圧力隔壁開放。カウントダウン開始。
いつものさわやかソングがなんかDJ風アレンジ?
ブースターロック解除。「発進!」「ハイアー・ザン・ザ・サーンッ!」
中は揺れまくり。無重力状態に。エウレカがレントンに渡した袋はゲロ用なのね。
レントンはエウレカと一緒に地球(ほし)を見る。
地球が丸いことを知ったレントン、さすがに「♪この星が平らなら、二人出会えてなかった」と歌ったりはしない。
グレートウォール、なんか台風みたい。それを見てエウレカの表情が沈む。
もしこのとき、このエウレカの瞳が語っていたことを、僕が理解していたら、もしかしたら、僕らはあんな結末をむかえなくても、済んだかもしれなかったんだ、姉さん。でも、でも、今は、これだけは言わせて欲しい。無重力、バンザイ。
ドミニクからデルシエロ戦の報告を聞くデューイ。
LFO使用から見てもヴォダラクではなく、旧SOF第1機動部隊=ゲッコーステイトだと思われる、と見解を述べるドミニク。
明確な軍への反抗、しかしそれに対処できる部隊はない。
デューイはそれに対抗する為の「アレ」の状況を聞く。
ピザーラキタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!!
マナーキ基地。南半球最大の群島で、半年前の地殻変動で放棄された廃墟。
みんなのところへいかないエウレカ。レントンも便乗する。
(地球を見るときエウレカの胸が背中越しに触れて)「今日は無重力、バンザイだから」
「そう、よかったわね」冷たっ!
ニルヴァーシュの整備。ニルヴァーシュの声が届かなくて心配なエウレカ。
でもレントンは手が触れてることのほうが大問題。
「ったく、見せつけてんじゃねえよ」「ほんと、よりにもよってこんなところでね」
ホランドとタルホ、手厳しい。
ラッキーストライクの箱を握りつぶすストナー。
ギジェットとドギーはあっち向いてホイ。そして、ホランドも波も来ない。
廃墟となった軍病院を眺めるホランド。
数年前、ここへやってきたホランドはタルホを強く抱きしめる。
「連れてって、私をさらって。ホランド」愛の逃避行キタワァ━━(n‘∀‘)η━━!!!!
今では私たちも倦怠期。「変わった」
口を開けて放心状態でニルヴァーシュを見つめるエウレカ。
それを見て唇を奪おうとするレントン。「ごめん、オレもう辛抱たまらないよ」
「バラしちまえよ、バラしちまったほうが楽になるぞ、レントン」
ハゲが茶々を入れたせいで、レントンは頭をぶつけ、作戦は未遂に終わる。
意を決して告白しようとするが、今度はウォズに茶化されて撃沈。
「変わった…。こっち見なさいよ!」「うぜえから」ホラ×タルは修羅場。
「逃げるの?」「ああ、逃げてえな。逃げられんならよっ!」缶を蹴るホランド。
「逃げてえよ、星の裏側だろうとどこだろうと。忘れてえよ!あの日も、あの場所も何もかも全部!けどよ、見事に追いかけて来んだよ。ほんとに、逃げてえよ!」
「アタシからも?」「うぜーよ」
力なく、ホランドの後ろを通り過ぎようとするタルホ。
タルホの腕をつかみ、抱きしめるホランド。ワイルドだワァ━━━(n‘∀‘)η━━━!!!
3回パンならぬ3回マルチアングル。凝ってるなー。
「頼むよ、忘れさせてくれよ」うなずいて、背中に手を回すタルホ。
結局波は来なかった。ピザはギジェットとドギーの二人だけで食べちゃった。
「わざとここに降ろしただろう?」「どうでもよかったくせに、波なんて」
「忘れられるわけないじゃない、忘れていいわけも、忘れるつもりもない。だからあの子(レントン)を迎え入れたんでしょ?」
「ったく、痛いとこ突いてくんなよ」
「アンタのツボはわかりやすすぎなのよ」
わからないことは、まだまだたくさんある。ホランドの気持ち、ホランドを見つめる、タルホさんの瞳の意味。そして、エウレカの気持ち。
小鳥がレントンの頭に停まり、それを見てエウレカが笑う。
わからないことだらけだけど、でも、今ここにいること、今こうして世界を見ていること、それが真実なのは、確かな気がしたんだ。
だけど同時に思ったんだ、オレは何のためにここにいるんだろう?何のためにこの星で生まれたんだろう?そしてオレは、何のために生きているんだろうって。
恥ずかしさのあまり、ドミニクを殴る「アレ」
3年ぶりにデューイ中佐と再会する「アレ」ことアネモネ。
デューイの服で鼻血を拭いて「お帰りなさい、デューイ中佐!」、って鼻血垂れてるって。
つづく!
関連
交響詩篇エウレカセブン 第9話「ペーパームーン・シャイン」
交響詩篇エウレカセブン 第11話「イントゥー・ザ・ネイチャー」
@交響詩篇エウレカセブン
↓見逃した人や朝起きられない人用
(あるいは事前の
配信は当日24時から1週間。
詳しくはhttp://www.gate01.com/やhttp://www.showtime.jp/で。
収録巻:DVD第3巻、DVD第3巻UMDスペシャルパック(第7話〜第10話収録)
挿入歌はSUPERCAR「STORYWRITER」(アルバム「HIGHVISION」より)
三瓶に小清水って、時代は劇団若草。
それはさておき、アツい話。若い者も大人のほうも。
ただ、レントンの独り言がバッドエンド匂わせてるのが気になる。
ドミニクの報われないっぷりがいいね。
今回のプレゼントキーワード(パスワード):ADG
でも壁紙だけはちゃっかり全部ゲットして、ついでにプラモくれメールも送った。
前後関係全く不明なれど、月光ステイトなる、「○○と愉快な仲間達」みたいな集団がいて、なぜか、ハーフボードのサーフィンがはやり?
萌えキャラ名がエウレカか?メカの名前だと思っていました。
で、ストーリーは、ホランドが朝、寝覚めにラジオをつけると、とある地方で地殻変動の報道。
それを聞いて、クルー達は、その変動で起きる波(津波ですな)で、サーフィンをしようと、「ビッグウェイブが来るのはこの地点だ」などと計算して、遠方だとわかると、女性船長(名前忘れ。ホランドの愛人?)に、お願いする。
仕方無しに、月光ステイト、月光号は、弾道飛行をすることになり、全員成層圏突破弾道飛行に備える。で、ひとっとび。
一方、どこぞの軍隊らしき組織。ビデオ画像を見ながら、どっかの町での月光ステイトの戦闘振りを見ながら、「戦闘の速度、その他から判断して・・・。」「このようなことができるのは、月光ステイト」。と副官っぽいおっさん。それに上官らしきありがちな冷酷キャラが、「我々の準備が整わないうちに・・・」とかなんとか言って、今後、月光ステイトの敵として浮上の予感。
それはさておき、弾道飛行中、エウレカと予定外接触などして、萌えまくりの主人公はさておき、目的地の島では、荒れ果てて干上がった海と、廃墟と化した軍事施設のある島があるのみ。クルーの一部は、ビッグウェイブが来るのを待つが、その間、ホランドと船長(?)は、廃墟の中へ。よみがえる、軍にいたときの記憶、悪夢と思い出。それは、彼女も同じこと・・・。思い出を共有しあった2人は、再び外へと歩みだす。
結局、波は来なかった。つまりは、船長(?)のノスタルジーにつき合わされただけ?
しかし、スマトラ沖大津波の記憶も新しい時に、ビッグウェイブでサーフィンだ、なんて、バチがあたるよ!
ちなみに、津波の波では、サーフィンはできません。波長が長すぎますので。
ストーリーがまだ良くわかんないけれど、日曜だし、録画してみよう。希望としては、エウレカは最後までエウレカらしく、変に萌えないで欲しい。一方的萌え片想いのまま、物語が進むことを願う。
エウレカ=ユーレカ(英語読み)とは、「見つけた!」という意味のギリシャ語。一般には、アルキメデスが、黄金の王冠と、鉛が混ざった王冠を見分けるのに、水に沈めて、こぼれた水の量を量る、「比重」の原理を見つけたときに叫んだといわれる。俗説には、ニュートンが、りんごが落ちるのを見て、万有引力の法則を思いついたときにも叫んだといわれるが、こちらは、捏造くさい。まぁアルキメデスの話の真贋もわからんが。
まぁ、ストーリーには何の関係もないでしょう。保証します。
この作品の「波」というのはトラパー(空気中の微粒子)の波を指してて、今回も地殻変動によってトラパーが大量放出された場所を狙ったようです。
結局この廃基地に着いたのは関係が微妙になりかけてたタルホの起死回生の秘策のようですね。
(ちなみに艦長はホランドのようです)
>一方的萌え片想いのまま
たしかに。見てるこっちが冷めちゃうアツさは困るわけで。
青少年はまず、「萌え」から始まるべきで、「元素ジェレイド」や、「某暴走突貫主人公かどうか疑問君」とかみたいに、いきなり美少女にあって、瞬間的一目ぼれで、命まで張っちゃうって言うのは、おじさんには疲れるというより、「ありえない」です。恋はゆっくり育むものよ。それになんで、出る少女がみんな美少女なのさ。ファーストガンダムではミライさんみたいな、母性的顔立ちの人もいたけれど。エウレカは、少し変だから良いので、レントンの萌えは少年時代の思い出で終わるのが一番いいのだ。