脚本 高橋ナツコ
絵コンテ 玉野陽美
演出 玉野陽美
作画監督・原画 針金屋英郎
「王かんコレクション」
脚本 早川正
絵コンテ 古屋勝悟
演出 古屋勝悟
作画監督 古屋勝悟
「ミニ・シアター」
絵コンテ やすみ哲夫
演出 やすみ哲夫
原画 木村陽子
「ニャ〜い」言うなや。なにやら悩んでるドラ。初期ドラの変顔を再現する心意気に感動。
のび太のご飯を食べたり、水をかけたりとドラえもんはぼんやりぽわわん。
「きたときから中古ロボットだからな。そろそろこわれたのかな?」とかの厳しいセリフはカット。
耳をつけてもやっぱりダメ。
ドラが悩んでると聞いてのび太は笑い転げる。(ここでは変顔1なし)
怒るドラ。のび太が協力を前提に聞き出す。
「エエッ、すきなネコができた?」変顔2キタワァ━━━━(n‘∀‘)η━━━━!!!!!
まだ相手からの印象を聞いてないドラ。のび太はドラを急かす。
なんとかネコに話しかけるも、ほとんど返事も聞かずに逃げ帰るドラ。
部屋に戻ってやすりで体を削り、自分の頭をポカポカ殴る。(木槌はなしか)
ドラ自己嫌悪。「あけましておめでとう」「中ぐらいのお天気」じゃダメだろ。
目つきから「
「人間の値打ちは中身」と力説するのび太。(ドラが人間じゃないという突っ込みは野暮か)
プレゼントとしてかつおぶしを用意する。「メロメロ」ってあんた…。
そして会話のシミュレーション。
全然ダメすぎて爆弾に火をつけようとするドラ。(こういう唐突さが大好き)
世界一のロボットだと自信を持たせるのび太。ドラもその気になる。
でも外へ出た途端スネ夫に「
しょうがないのでのび太がしずかちゃん相手に見本を見せる。
「〜してくれたまえ」調がいいね。怒るかかずしずかがかわいいね。
でも適当なこといったせいで出木杉と一緒に出かけるしずかちゃんに留守番を任される。
猫語キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!!ドラ、ネコのお友達になる。
屋根の上で歌う二人に怒るのび太。
ミニシアターはロボットえんぴつ。
のび太の顔の落書きをロボット消しゴムで消したら髪まで消しちゃって禿キタ━(n‘∀‘)η━!!!!!
記念切手を自慢するスネ夫。切手コレクションを渋いと言うジャイの演出が光る。
「月に雁」じゃなくて「月に鴨」なのか。風情がないな。
スネ夫のパパは骨董品、ママは宝石コレクター。一級品しか相手にしないと豪語する。
それに感化されたのび太はママにお金をせびるけど、一撃で拒否。
でもそんなのび太にも唯一自慢できるコレクションがある。それは王かん。
物の値打ちはみんながほしがるかどうかで決まる、ってのはドラえもんって素晴らしい教育効果のある漫画だと村感するセリフ。
流行性ネコシャクシ
(ウイルスだと生物兵器散布にしか見えない)
外に出るとジャイアンもしずかちゃんもスネ夫も王かん集めに熱中してる。
スネ夫は例によって印刷がずれてるパンダグレープの王かんを自慢する。
ピンセットで扱う念の入れよう。現代のトレンドは切手より王かん。
(しかしジャイアンの少女漫画目はやりすぎだ)
のび太が自慢の王かんをみんなに見せつける。スネ夫たち、唖然→いっそうやる気に。
毎日ジュースにしたり、たぷたぷになるまで飲んだり、ビールを開けまくったり。
(スネパパ田中秀幸さんなのか。全然わからんよ)
数を自慢しあう子どもたちに希少価値の重要性を説くのび太。
保存状態までチェックして、さながら何でも鑑定団。
のび太コレクションでも特に稀少なのは三河屋で去年の8月12日に買ったスキットサイダー。
この日売れたスキットサイダーはこれ一本のみ。しかもサイン入りレシート付き。
駅前の切手屋が王かん屋に。パパが踊りながら小遣い全額はたいて買った王かんを自慢する。
王かんコレクターの「玉野隼人」が野比家に件の三河屋王かんを買い取りにやって来た。
まずは十万円から。(厚さが百万円なんだが)
とやってるうちにコゲどんぼに似た人がオークションに参入。
続いて藤子短編に出てきそうな青年も参戦。
結局玉野氏が一千万円で落札。のびとドラは使い道に悩み、三人は王かんの美しさを讃える。
そこでビールスの効果が切れ、玉野はお金を取り返して帰っていく。
でもパパの小遣いは。・゚・(ノД`)・゚・。
「好きでたまらニャい」は7巻、「王かんコレクション」は9巻に収録。
いいね。どんどんおもしろくなってきてる気が。
次回の「まあまあ棒」はジャイアン役の木村君の演技次第だね。
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新ドラえもん第9回「ドラえもんだらけ」「ココロコロン」
新ドラえもん第11回「おかしなおかしなかさ」「まあまあ棒」
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