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2005年06月02日

甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説〜 第9話「なまけ者の森」

脚本   上代務
絵コンテ 井上栄作
演出   山口美浩
作画監督 亀田義明
尻尾の長い蜂が飛ぶ。ウマノオバチのメス。長い尾は卵を産むための卵管。
ウマノオバチは木の幹の中にいるシロスジカミキリの幼虫に卵を産み付けるから、長い尾が必要らしい。ウマノオバチは寄生昆虫。
ポポはパムにその後シロスジカミキリの幼虫がどうなるのかを聞く。
ウマノオバチの卵が孵れば、それに養分を吸い取られて死ぬ。
「自分は働かずに、他の生物から生きるため必要な全てのエネルギーを得る。それが、ニート寄生昆虫の生き方」
ビビもヒモになりたいとか言い出す。バビもそれに乗る。ブーはバビがたくましいと茶化す。
ポポはそんな寄生昆虫の生き方を「なんかずるくない?」と疑問視する。
霧が濃くなってくる。光るほうへと向かうポポたち。
ポポは巨大なキノコにぶつかる。そのキノコはウマノオバチから生えてた。冬虫夏草。
「冬の間に虫の体に入り込んだキノコの菌が温度や湿度が上昇する夏に虫の養分を吸い取って増殖し、体外へ出たもの」パム様のよくわかる解説。
シロスジカミキリ←ウマノオバチ←キノコの流れ。
「自然界で寄生は珍しいことじゃない。樹液を飲む森の民も、広い意味では木々に寄生しているのと同じ」
それは違うと否定するポポ。木の世話だってしてるし、出た樹液をもらってるだけ。
ビビはこの辺りには樹液を出しそうな木がないことに気づく。カビだらけで木は腐っている。
「周りの木もみーんな腐っちゃって、ビビの顔より汚いねえ」バビひどい。
世話をする森の民もいないのだろうか。そのせいでキノコだらけ。
ブーがキノコを殴ると胞子が飛び散る。樹液を吸えずに餓死したカナブンが墜落。
こんなところにいるとカビだらけになっちゃうと思った一行は早くこの森から出ようとする。
つまずくポポ。
キノコを食べる森の民に出会う。でも彼らは怠け者で質問には答えてくれない。
無気力ニートの集団。木の世話もしない。「仕事なんて、めんどくさい」
キノコを食べてればやっていける。虫が死のうが全然関係ない。
「いいじゃん、オレたちが快適ならそれで」
その態度に膝をつき、怒るポポ。
「そんな、そんなのおかしいよ。森の民が木の世話もしないで森を腐らせて虫たちに迷惑かけるなんて。森を育ててくれているのは虫なんだよ。なぜそれがわからないんだ。寄生してるんだ、こいつら森に寄生してるんだ!自分たちは何にもしないで、森から養分だけ吸い取って!このままじゃ…この森は、」
グルムも同意見。虫をいじめるこの森の民を滅ぼそうとする。

森を守らない森の民に怒りをおぼえるポポ。
「日照率3%。湿度、通常の3倍以上。菌糸類の繁殖に適した環境。樹木は腐敗が進み、虫や他の生物の生育に甚大な影響を与えている。このまま腐敗が進めば、遠からずこの森は…」
パムの解説。そして、崩れ落ちる森。ビビはダッシュで森を出ようとするがポポは引き返す。
虫たちのために森の民を倒そうとするグルム。
倒れてくる木に対しても「これも運命だし」と悟って光になるニートの民。
ポポの訴えはまったく彼らには届かない。
暴れまわるグルムのタランドゥスツヤクワガタ。
「たしかにこの森の民たちは間違ってる」「だけど、勝手に命を奪っていいはずはない!」
グルムを説得するポポ。でも通じない。命は天から来る…、そうアダーに言われたグルム。
ポポはアダーのことを聞こうとするが、チョークに遮られる。
ポポに襲いかかるタランドゥス。ビビが火薬で敵をひきつけ、ポポを逃がす。
バビのムチも効果なし。ブーは木を使って攻撃しようとするが、腐っていて潰してしまう。
コクワ(コクワガタ)が助けに来るが実力差でノックアウト。
コクワを見捨てられずその場を動けないポポ。襲い来るタランドゥス。守護者の証が光る。
ムシキングがタランドゥスを吹っ飛ばす。しかし逆に追い詰められるムシキング。
ポポはブーメランで加勢するが、効果はない。
「負けない、ムシキングは絶対に負けない!」守護者の証が再び光り、ムシキングはタランドゥスを沼地に落とす。
でもそこで動けなくなってしまうムシキング。
絶好のチャンスなのにグルムはタランドゥスの体が汚れたことにうろたえ、引き上げる。
「ムシキング、タランドゥスにかなわない。お前の大事な虫、殺されたくなかったら、もう戦わせるな!」
タランドゥス汚してまで滅ぼす価値ない、と森の破壊も中止するグルム。
ムシキングはどこかへ行ってしまった。コクワガタは無事だった。
帰ってきたチビキング。体はカビだらけ。(バレバレだ)
チビキングは出口を探していたと言う。
やっと東の方角の出口へ出たポポたち。
「いいのかな、本当に。このまま何もしないで、滅びるのを待つだけで、本当にいいの?何かを始めれば、違う未来だってあるかもしれないのに。僕らは森の民なんだ。森とともに生きていかなくちゃいけないんだ!」涙を流し、誰ともなく語りかけるポポ。

予告の絵、すごいな。来週誰が原画に入ってるんだろう?楽しみだ。

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甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説〜 第8話「のこされた言葉」
甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説〜 第10話「少女と魔女」

収録巻:DVD第3巻(第7話、第8話、第9話収録)

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@甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説〜
すっごい重いね。考えようによっては欝だ。(というか、子どもたちまだ見てるのか?)
ポポの立場がニート批判から運命論批判(パサーたちとも通底する)に変わってたね。
←ポポ       グルム       パサー、ニートの民→
がんばるは正義       がんばったってどうせ死ぬねんで
こんなイメージかな。グルムはそこまで割り切ってない感じ。
完全運命論者なら虫たちを生かそうともしないだろうし。
posted by えみゅ at 16:44| 東京 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 自分が鬱だから、鬱的とは感じないけれど、確かに重いテーマを毎回出しますねぇ。「共生」ということを言いたいみたいですが、所詮世界は弱肉強食。根源的に達成できない理想を語ろうとする難しさ。視聴率取れるんでしょうか?お子様にはわからないでしょうに。好きなだけに心配です。でも、種デスみたいに、人気やガンプラの売れ行きに左右されるストーリー展開でなく、最後まで信念を持ってやってもらいたいです。
 疑問がいくつか。
 いまや、ガンプラ以上に日本のアニメ界を支える腐女子としては、OPに出てくるキッスみたいな新キャラが出ない限り、可愛いポポきゅんとのカップリングができなくて困るのでは?
 次に、パムって、ロボットで無いんですか?あの知識と分析能力。アナライザーですな。
 最後に。ポポきゅんの帽子が、キャベツの半割りにしか見えないんですが・・・・。
Posted by 山猫 at 2005年06月02日 19:10
吉田玲子がシリーズ構成だと、子供向けの皮をかぶった大人向け作品になることが多いような気がします。
金髪の美少年、引っ張りますね。いつ出るんでしょうか?
オカッパなポポが最高です。
Posted by えみゅ at 2005年06月04日 04:49
 ホモの気は全く無いのですがねぇ。ポポきゅんはかわいいですねぇ(ハァハァ、ってほどでもないですが)。パムよりもセクシーかも。腐オヤジ?
Posted by 山猫 at 2005年06月04日 14:40
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