絵コンテ 出崎統
監督補 矢野篤
演出 高橋滋春
作画監督 鈴木伸一
冬が来た。
学校は休みに入り、貧しい家の子は家計を助けるために仕事をする。ゲルダも例外ではない。
洗濯をするゲルダ。というか、等身縮んでないか?ロリ化してる。
「スジがいい」「精出して」「よだれを垂らすな」NHKの寛大さには頭が下がります。
カールの靴修理・靴磨きを手伝うカイ。高嶋政宏(カール)案外うまいな。
ヨハンネの「チーズクッキーもあるぞよ」って口調がたまらない。
カールは腕が評判の靴職人だが、(なぜか)裕福ではない。
ゲルダの両親亡き後、祖母マティルデは、機織で細々と彼女を育ててきた。
両家は隣同士でとっても仲良し。
ゲルダとカイの部屋が板を渡したベランダでつながっているのが何よりの証拠。
カイのつくったパズルが全然できなくて投げ出すヨハンネ。カイが代わりに完成させる。
(気持ち悪い笑顔の豚の絵柄)
カイはカールに前から欲しがっていたルーペを渡され、上機嫌で外へ繰り出して行く。
ルーペでゲルダとカイが互いの顔を見合う。「そーです。実はぐにゃぐにゃなのです」
仲村のナレやトロルの口調が文語っぽくて逆にいい。雪の女王の格好は微妙。
「馬車をひけーっ!」氷の馬車が無駄に気合入ってて最高。
洗い場のお給金、銅貨6枚をマティルデに見せるゲルダ。
うれしくってゲルダを抱きしめる。
洗濯場で出た、お父さんがモテモテだった話。
ゲルダがお父さんに似てきてポーッとみとれてるおばさん。
そこで茶化すゲルダ。戦争で夫が死んだために、後を追うように逝ってしまったゲルダの母。
「いい男もいい女も流れ星。あっという間に消えちまう」
「そこいくとアンタはいいねえ。たっぷり長生きだよ」
おばさん同士のバトル勃発!女相撲!女相撲!
冬を越すためのランプの油代、ストーブの薪代を得ようと、徹夜で機織をするマティルデ。
寝る前に二分割でゲルダに話しかけるカイ。ルーペで雪の結晶をゲルダに見せる。
「カイ…、カイって、男前ね」告白キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!
そして昔のアニメっぽいスロー倒れを実践するマティルデ。
倒れたお祖母ちゃんを看病してから家を出るゲルダ。
そのことをカールたちに伝え、洗い場へ向かう。
「らんらんらーん、らんらんらん、らんらんらーん、らんらんらん、恋をしましょう、らんらんららーん」青トロルがイッちゃってる。赤と青の漫才が古臭すぎていい。
マティルデのためにホットショコラを持ってきたカイ。
マティルデは高熱のためホットショコラを落とし倒れてしまう。
カールは教会へ行って慈善診療の医者に来てもらおうとするが、もう隣町へ出発してた。
ゲルダとカイにこれから馬車を借りて隣町まで医者を連れに行くと伝えるカール。
ニナからもう寝るように言われるカイやゲルダ。ゲルダはそれでもしばらく起きる。
ゲルダはニナに自分が風邪のときに使った薬――雪割りよもぎのことについて聞く。
泉の近くといった水辺にあるらしい。だけど、こんな大雪では探しに行けない。
医者を連れ馬車で急ぐカール。このBGM、鉄人28号ッぽい。吹雪のために足止めを食らう。
ニナが寝たのを確認して、「えーい!」とジャンプして雪割りよもぎを探しに出るゲルダ。
オーロラの中、空を駆ける雪の女王。カイは目を奪われる。
ゲルダは光に導かれて雪割りよもぎを見つける。
翌朝。医者を連れて帰ってきたカール。
ゲルダの薬草のおかげですっかりよくなったマティルデ。
(´・ω・`)?俺って何?って感じの医者。とりあえずゲルダとの面会を希望する。
雪割りよもぎの採取方法と場所を聞こうと考えたが、ゲルダはもう仕事に行ってた罠。
また歌いながら女王の大鏡を磨く青トロル。
突然床の紋章が光って、赤と青の目が赤くなり、何者かに操られたかのような動きに。
「なんだって、なんだって、オレたちなんだかこの鏡、そうそうオレたちこの鏡、空中高く持ち上げて、むずむずむずむず落としたい!そう、落としたい!」
粉々になる鏡。床からマグマが噴き上がる。
さてさてさて、これがすべての始まりだとは、まだもちろん、誰も知らない。
関連
雪の女王〜The Snow Queen〜 第1話「ゲルダとカイ」(新)
雪の女王〜The Snow Queen〜 第3話「鏡のかけら」
@雪の女王
収録巻:DVD第1巻(第1話〜第5話収録)
ラーメン大好き小池さんこと鈴木伸一さんキタワァ━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━!!!
でも、作画は不安定だった。ゲルダの顔コロコロ変わるし。総作監入れてよ。
止め絵いいねえ。仲村も1話よりよくなった感がある。ゲルダ超かわいいし。
赤トロルと青トロルの漫才や歌は古きよき時代って感じがする。
たぶん後の時代の人に、このアニメが2005年の作品だって言っても信じないんだろうな。