絵コンテ 河本昇悟
演出 筑紫大介
作画監督 塩川貴史
またデコールメーカーでデコール製造。ファインとレインは素敵なデコールの作り方を聞く。
デコールを輝かせるには上手に作ろうとするよりもっと大切なことがある。
それを宝石の国の尊敬するデコールデザイナーに学んだエルザ。
素敵なデコールを作ろうと、宝石の国・デコール広場にテレプーモーションする二人。
着地に失敗しても「気にしない気にしない。そのうちなんとかなるっ!」
目の前には宝石の国のお城。ファインはアルテッサ、レインはブライトを連想する。
行きたがるレインと行きたがらないファイン。
歓声が聞こえたので「行ってみよう!GO!GO!」すると、なにやら人だかり。
おこなわれてたのはミセスバタフライのショー。
デコールキャノンでデコールを発射し、それを取り合う女性たちでまるでバーゲン会場。
「奇跡の輝きは、皆様に幸福をもたらすことでしょう。そう、デコールとはillusion!」
この騒ぎにウンザリ気味なファインとレイン。そんなとき「ちょっと待ったー」コールが。
デコールバルーンを破裂させ、デコールを落とすヒゲのオカマっぽい人。
プーモは宝石の国はこんなノリの国じゃなかったと驚く。
現れたアルテッサとブライト。アルテッサは自らを「歩くデコール・宝石の国の象徴」と言う。
ミセスバタフライとセリアス(ヒゲの人)が相争ってアルテッサに売り込みをかける。
のびのびざかりのファインはまず腹ごしらえから。
デコールがなければパンを食べればいいじゃない。(違)
アルテッサは呆れ、ブライトは感心する。
ファインに呆れたアルテッサはお買い物は午後にすると言い出し、二人の対決は延期。
先祖代々王室御用達のセリアスと新興のミセスバタフライ。
再びアルテッサが現れたとき、姫と街中の女性にどちらがいちばんのデコールかを審査してもらい、負けたほうがデコール広場を出るという勝負を申し込むミセスバタフライ。
セリアスもその勝負を受けて立つ。
かわいいおばあさんから初めて(?)おひさまの国のプリンセスではと声をかけられる二人。
おばあさんの家で見せられたのはセリアスの両親にデコールを教わったエルザの写真。
エルザの若さに感動するファインとレイン。次はファインとレイン@赤ちゃんの写真。
「お二人とも本当にご立派にお育ちになって」
セリアスにデコールを学びたいと頼むけど、店がかかった勝負が控えてるから、と軽く拒否。
じゃあお手伝いしたいと頼み込み、一緒にゴージャスでビューティフルでエクセレントなデコールを作ることに。
セリアスのデザインはなんだか豪華すぎ。プーモはこれが修行になるかどうか不安そう。
超派手なのにまだまだ地味でインパクトが足りないと嘆くセリアス。
合言葉は「目立ってこそデコール!」「輝いてこそデコール!」「イエース」「人目をひかねば意味ないのデース!」「そう、人目についてこそのデコールなのデスッ!」「イエース!」
両親もそう言ってたのかとレインが聞くと、口ごもるセリアス。
父と母の名にかけて、負けられないとセリアスは言う。
直感とイマジネーションにしたがって、勢いでティアラを作っていくファインとレイン。
金鯱名古屋城デコールキタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!!
ファインが試着すると、DODO〜Nと重く、転んで割ってしまう。
ヘコんだのか、少し休むセリアス。
ファインは責任を感じるが、おばあさんはそれを否定し、疲れていると見る。
かつてはセリアスは派手すぎず、流行に左右されないデコールを作っていた。
しかしミセスバタフライと競うようになってからというもの、デザインは派手になる一方。
かつてこの国の人びとは勤勉で働き者で、宝石は単なる飾りではなく人々の生活を支えるものだった。
セリアスの両親のデコールは人々を生活に溶け込み、愛されていた。
だが、今は派手なデコールだけがもてはやされる。そんな風潮を嘆くおばあさん。
セリアスが心配で「なんとかしなきゃ!」「なんとかしなきゃ!」「やってみよう!」
トゥイントゥインクルブルーミッシュ!「セリアスさんを、元気づけて!」
落ちてきたのはホウキ。ファインはそれで空を飛ぼうとするが、全然その気配はない。
で、お掃除開始。お部屋もぴっかぴか。と、小箱を発見。中にはきれいな指輪が。
それは父と母がセリアスの誕生を記念して作ってくれたデコール。
初心を取り戻したセリアスは、一心不乱に仕事に打ち込む。
バトル開始。まずはミセスバタフライのデコール。蝶の形で、例によってド派手。
「戦わないで負けるなんて、」「いやいやいや〜ん、いやいや〜ん♪以下略」
踊りに焦るアルテッサがかわいい。
そしてセリアス登場。作ったデコールは小粒で地味な指輪。
アルテッサは自分がバカにされたと思い込み、ミセスバタフライに軍配を上げる。
負けてもすがすがしい表情のセリアス。それは、子供の頃両親に言われた言葉に従ったから。
「覚えておき。デコールは一つ一つ、心を込めて作るものなのだよ」
「そして優しく、丁寧に磨いておやりなさい。そうすればデコールは、その思いを輝きに変えてくれるから」
自分が作るべきなのは持つ人の心を弾ませる、そんなデコールだと気づいたセリアス。
セリアスのデコールを褒めちぎるブライト。街の女性もその魅力に気づき出す。
しかしセリアスはこの街を去らねばならない。
ミセスバタフライは二人は方向性が違うから、とお互いこの街で競い合おうと言う。
デコール作りに大切なものが少しわかったファインとレイン。
二人の下へ飛んできた人形の町のビラ。それを見ながら陰でニヤつくエクリプス。
今回はチェックなしか(´・ω・`)。
きょうのうらない:みどりのはっぱ
ファ:ちょっぴり気分が落ち込むこと
レ:あるよねー
ファ:みどりのはっぱを眺めて、
二人:リラックスリラックス
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@ふしぎ星の☆ふたご姫
収録巻:DVD第2巻(第5話、第6話、第7話、第8話収録)
デコールの戦いって世界史で覚えそうな響き。アルテッサは困った子なポジション確定?
しかし宝石の国の国民性が派手好きに変わったのってアルテッサの影響のような気がする。
ブライトは相変わらずファイン好き。
エクリプスがレイン好きってのは状況証拠しかないんだがこれからどう転ぶやら。
そういえば、最後の勝負は「ゴージャスが決め手」じゃなかった罠。
いや、勝負自体はそれでいいのか?