機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-30「刹那の夢」

脚本　　　高橋ナツコ、両澤千晶
絵コンテ　西澤晋
演出　　　鳥羽聡
作画監督　キャラクター　山口晋　メカニック　有澤寛
あらすじ：すれ違う想い。セイバー17分割。トダカの決意。狂獣シン。
ミネルバの損傷、案外軽いな。どうやったらアレが沈まないんだと思ったけど。
セイバー、ウォーリアが大破、ファントムが中破。ルナは怪我で済んだ。
ジブラルタルを前に修理・補給待ち。毎度毎度後味の悪い戦闘、と言うタリア。
トダカの最後の言葉に従い、AAに押し寄せるジパングことアマギ一尉たち一同。
というか、こいつら全員乗せられるのか？自分の非力さに泣き出すカガリ。
オーブ兵ももらい泣き。
オーブ兵士のキラへの視線が冷たい。
「今、僕たちにわかってるのはこのままじゃダメだっていうことだけです。でも、何をどうしたらいいのかは、わからない。多分ZAFTを撃ってもダメだし、地球軍を撃ってもダメだ。そんなことはもう、散々やってきたんですから。だから、憎しみが止まらない、戦いが終わらない。僕たちも、戦い続けるから、本当はダメなのかもしれない。僕たちは多分みんな、きっと、プラントも地球も幸せに暮らせる世界が、欲しいだけなんです」
アスランとの対話を経ておぼろげながらも見えてきたキラの道。
オーブの理念を信奉する兵士たちはAA・カガリとともに行くことを決意する。
タリア（？）のシャワーシーン。総士♀かと思った。
ピンクのかけら（21話参照）を見せると安心するステラ。でもまた苦しみだし、シン(´･ω･`)。
メイリンがシンの対艦戦を絶賛。興奮気味です。
ダベってばかりで見舞いに来ないメイリンに怒るルナマリア。
セイバーの状況からアスランの安否を気にするルナ。
シンはアスランのことをルナに聞かれ、逆に手厳しく批判。
「あんま強くないよね、あの人」
「なーんであれでFAITHなんだか。昔は強かったってやつ？」
メイリンたち( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ。
ジブリールの命令に疑問を持つネオ。「何のために戦うのか？」
ステラのカルテを見ながら、生きたエクステンデットとして引き渡したいと話すタリア。
しかし医師は延命措置をやめたがっている。その扱いにショックを受けるシン。

アスランはパトリックザラ、ウズミ、デュランダル、キラの言葉を思い出す。
「終わるさ。ナチュラルどもが全て滅びれば戦争は終わる！これはそのための戦争だ！」
「このまま進めば、世界はやがて認めぬ者同士が際限なく争うものとなろう」
「できることなら、それをなんとかしたいんだがね、私も。だがそれこそが、何より本当に難しいのだよ」
「でもカガリは今泣いているんだ！なぜ君はそれがわからない！なのに、この戦闘も、この犠牲も、仕方がないことだって、すべてオーブと、カガリのせいだって、そう言って君は撃つのか！今カガリが守ろうとしているものを！」
そしてまたシンと遭遇。またアスランを面と向かって罵倒。
「部屋じゃなくてこんなところで落ち込んでたんですか。のんきなもんですね」
「そうやって偉そうな顔したって、何もできなきゃおんなじです！悪いのは全部地球軍なんだ。あんただって、それと戦うためにZAFT軍に戻ってきたんでしょ？だったらもっと、しっかりしてくださいよ」
単純思考、地球連合＝悪のシンに無為を責められるアスラン。
ガイアの識別コードを調べたシンは、約束を守るためにステラを連れ出す。
何で寝てたはずのレイがいるんだ。と思ったら気を利かせたのか。
「お前は、戻ってくるんだな？」「ゲートはオレが開けてやる」
「どんな命でも、生きられるのなら生きたいだろう」セリフ多いぞレイ。かっこいいぞ。
ステラを連合に返しに行くシン。レイが協力してハッチを開ける。
インパルス出撃。最近インパルス発進ってこの音楽ばっかだ。
ミネルバに追える機体がないのでほうっておくしかない。
ガイアの識別信号でシンは通信し、ネオをポイントS228へ呼び出す。
レイは今回は「あの人」の指示ではなく、自分の一存であり、通常の処分を受けると言う。
ネオは専用ウィンダムで呼び出しに応じる。
おいおいインパルスがウィンダムの2倍くらいの大きさなかったか一瞬。
シンはステラを死なせたくない一心でステラを返す。
「だから絶対に約束してくれ！けして戦争とかMSとか、そんな死ぬようなこととは絶対遠い、優しくて、あったかい世界へ彼女を返すって！」
その約束を受け入れるネオ。
ステラにピンクのかけらを渡し、「忘れないで」と告げて走り去るシン。

ガンプラ劇場：HGUCとバクシード。
今日のパスワード：94C
業火の道、なぎ払えデストロイ！

関連
機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-29「FATES」
機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-31「明けない夜」

収録巻：DVD第8巻（第29話、第30話、第31話、第32話収録）


壁紙はセイバー。最近は追悼特集なのか。
脚本にナツコｷﾀﾜｧ━━━━━━（ｎ‘∀‘）η━━━━━━！！！！最近仕事しすぎだろ。
試しにうちのサイトを「高橋ナツコ」で検索するとここ2週間くらいすごい量。
あと、なんでTHE EDGEのCM、古谷さんの声が震えてるんだろう？
シンが主人公主人公してるな。アスランへの言葉も、いつもと比べるといやに真摯、真面目。
ただのダメなバカから、主人公らしいバカにランクアップしてる。話の中心にもなってるし。
ステラのあの顔見たらさすがにどうにかしたいと思うわな。クマすごいもん。
でもステラを助けるための選択のはずが、逆に悲しき対決を招くのもお約束か。
スードリに吊るされたサイコガンダムみたいなデストロイに期待。
（まさか1週で落ちたりしないよね？）
しかし総集編で味を占めてタリアで色気サービスするのはどうかと想う。

Comments

　おいおい、どんな軍隊でもシンの行動は銃殺刑ものですぞ。弁明も何もしようが無い。それでストーリー、続けるか？無理があるなぁ。
　いきなり、ムラサメが１個大隊分くらいAAに行くとはおもわなんだ。話は早くて良いけれど。
　まぁ、何はともあれ、シンは、殺すためステラを引き渡したようなもので。次回、もうデストロイが出るようで、インパルスはそれにやられるんでしょうか？アスランはいつまでへたれているのでしょうか？このまま最後まで行くのも面白いかと。しかし、ザフトは、警備も軍律も甘いなぁ。

Posted by 山猫 at 2005年05月14日 18:54

＞セイバー17分割
昔TVで放送されていたクイズヒントでピント」を
思い出しました^^;

あの16分割、ほとんどわからなかったなあ、なんて・・・

Posted by アスラン・ズラ at 2005年05月15日 06:56

　最近、ケロロ軍曹にはまっています。あのOPとED曲は、笑い転げます。好きなキャラは、ドロロ伍長です。
　シン、増長していますね。やはりデストロイに１回落とされるんではないかと。
　アスランは思考の堂々巡りをやっていますね。要は決断力が無いんですが。今は乗る機体もないし。右から左まで他人の意見に翻弄されているだけで、自分というものが無い。いつごろへたれから立ち直るのかが今後の焦点かと。

Posted by 山猫 at 2005年05月15日 07:45

＞山猫さん

シンは普通の軍隊だったらありえなさすぎですよね。
ZAFTは軍規ゆるそうだから酌量されるんでしょうけど。
アスランはちょっと悩みすぎですね。
キラたちが答えらしきものに近づいてるのと対照的。

＞アスラン・ズラさん

なつかしい！
「ﾋﾟｯﾎﾟｯﾊﾟｯﾎﾟ」っていう出題中の音楽（音）が何とも言えなかったです。

Posted by えみゅ at 2005年05月15日 09:42

　今回のタイトルは「刹那の夢」でしたね。ストーリー的にそれっぽいところはありませんでした。すると、やはり、シンが、「死んだりするようなことをさせるなよ！」。ネオが承諾した、あのシーンが、「刹那の夢」なんでしょうね。ステラはまたデストロイに乗るわけだし。
　次回デストロイは最後に顔見せ（でかいの１発ぶちかますでしょうが）程度で、パイロットはスティングでしょうが。
　アスランの立場になって考えてみました。
　結論。幾ら考えても答えは出ないことがわかりました。父か、アズハか、議長か、キラか、誰かの主張を自分が選ばない限り、それらの融合点はありませんから。あとは、自分がオーブに行って、レジスタンスするとか。
　でも、父は否定している以上、あとは、オーブの理念か、ザフトの軍人かのどちらかしかないわけで、割り切ったんならうじうじ悩んでんじゃねーよ。と、シンと一緒に蹴り飛ばしてやりたくなります。

Posted by 山猫 at 2005年05月15日 13:56

＞ネオが承諾した、あのシーンが、「刹那の夢」なんでしょうね。

なるほど！疑問氷解です。

アスランは……。さすがにもうそろそろ決断して欲しいところです。

Posted by えみゅ at 2005年05月16日 22:07