焼きたて!!ジャぱん 第24話「空飛ぶマイスター!! 勝つのはどっち!?」

脚本　　　川瀬敏文
絵コンテ　まついひとゆき
演出　　　佐藤照雄
作画監督　竹内進二
スペシャル後編。
アフロ河内登場。月乃に認識されず、ずっこける。意気投合する河内と店長。
｢げっ！や、やっぱりあの教会は、誰をもアフロにいざなう恐ろしい場所でしたのね｣
河内と店長に潰される月乃の顔に爆笑。)'o'(＜私、最近こんな役回りばっかり
和馬が二つ目の生地に入ったことにキレる観客。
冠も代案生地では自分には勝てないと自信を持つ。もう早くも勝利宣言。
和馬の二個目の生地の伸び方は冠以上。観客が一々丁寧に説明台詞。
二人とも生地をオーブンにいれ、睨み合い。
和馬の生地が伸びる理由は一個目に加えた工夫のせいらしい。
一方、冠のパンオリスティックにはもちもちだけではないもう一つの秘密が隠されていた。
審査開始。沸く観客。審査員はゼネラルマネージャーのマイスター霧崎。
決勝戦の試食はGM特権らしい。月乃の唐突なセリフ、｢アフロブラザーズ…｣にビビる。
双方粘りのあるパンだが、冠のは岩のようなパン、和馬のは風船のようなパン。
冠のパンを見て頬を赤らめる黒柳。もう子安の演技はエロすぎて(;´Д｀)ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ。
パンオリスティックを口にしたマイスター、普通に褒める。
マイスターに黒柳以上のリアクションを期待した河内は拍子抜け。
｢あんな淡白なリアクションで許されるんでっか？どれだけわいらがこれで苦労しとるか！｣
苦労しとったんかい！松代に言われて視線を上にパーンした河内は驚きまくり。

マイスターの頭から出てきたのは孔雀。
｢( ´;゜;ё;゜; )キモー｣と言う河内に｢人のこと言えないと思いますけど｣とかわいく手を上げる月乃。
またそこで)o(ですよ。
松代はマイスターの評価対照図を貼り出し、説明する。
まずい　0〜19点　カラス　カーカー
まずめ　20〜39点　スズメ　チュンチュン
ふつう　40〜59点　ハト　ポッポーポッポー
まァまァ　60〜69点　キジ　ケンケン
なかなか　70〜79点　ホトトギス
おいしい　80〜89点　ウグイス　ホーホケキョ
バカウマ　90〜99点　カワセミ　
いうコトなし　100点　クジャク
つまり、冠は満点。和馬はどうがんばっても互角。火の鳥でも出さないと勝てない。
冠のこだわりは海洋酵母だけではなく小麦粉も。
RASのよさを引き出すため、フランス産小麦スワッソンの中でも特に上質のものを使用。
パンオリスティックはフランス語で｢粗挽き小麦のパン｣という意味。
小麦の品種はもちろん、風車で挽くか機械で挽くかで風味が断然違う。
和馬もその小麦の香りに感動する。雪乃が南東京勢を煽りにやってくる。
ご丁寧にくさやをもってきて。松代は河内に東を信じてやれと諭す。
黒柳は和馬のパンを見てまた頬を赤らめ、今度はよだれをたらす。
和馬のパンを食べたマイスター、仮面にひびが入り、本人は卒倒する。
起き上がると、冠のときと同じようにクジャクの尾が頭から出現。
同点だと喜ぶ河内。松代はよく見ろと河内を叱る。
クジャクが羽を広げ、空を飛び、マイスターが宙を舞う。
クジャクに追われる河内。松代は月乃の口を塞ぎ、霧崎の半生を語り始める。
フランスで父親に捨てられた霧崎は路上でパンを売り始めた。
しかしいくらうまくても子供が路上で売るパンには誰も寄りつかなかった。
そこで彼は客寄せのために手品を覚え、今の鳥芸につながっている。（リアルクジャクだし）
仮面にひびが入ったこと、いつもおとなしいクジャクのクーが逃げ出したこと、に驚く霧崎。
そして新人戦優勝者の発表。優勝は…東和馬！
たくさんの鳥が部屋を舞う。調子のいい観客は喜びを共有する。冠はゴネ始める。
黒柳は和馬の使った技術はバイタルグルテンだと説明する。
和馬は1個目の生地を洗い、バイタルグルテンを形成して次の生地に加えた。
つまり、グルテン二倍のダブルグルテンのパン。
それによって粘りだけでなくグルテンの膜によるパリッとした感覚を作り上げた。
普通バイタルグルテンには小麦粉は使わない、それが常識だと反論する冠。
黒柳は、冠は常識にしばられたから負けた、クリエーターは常識を覆す夢と情熱を持った者がいちばん強いと教える。
河内や観客から胴上げされる和馬。優勝おめでとう。

関連
焼きたて!!ジャぱん 第23話「モチモチ対決!! 東和馬VS冠茂!」
焼きたて!!ジャぱん 第25話「なんやてっ!! 河内、漢の猛特訓!」

収録巻：DVD第7巻（第23話、第24話、第25話、第26話収録）