絵コンテ 小原正和
演出 太田雅彦
キャラクター作画監督 竹内浩志(スタジオライブ)
メカ作画監督 大塚健
予定調和というか超展開というかGガンというか、まあ着地できて何よりです。
MIYUが力を解放したことによって、真白を閉じ込めていた結晶が割れる。
レイン状態の真白が「今こそ、宿命を断ち切るとき」と言ってOPなしアバン終了。
紛い物のHiME・アリッサの存在のために、柱が12本立ったのに二人のHiMEが残る事態に。
命に謝り、そして楯殺害時の涙の意味を問う舞衣。
戦えという黎人の命令には逆らえず、質問に答えず舞衣と戦い始める命。
カグツチとミロクのバトルも力入ってるなー。
それぞれのHiMEたちのところに現れる真白の幻影。
(今までボコった男に囲まれてる奈緒…!)
命に押される舞衣。
「最後にもう一度だけ聞くよ。舞衣さん、僕と新しい世界を作ろう」
「もしアタシがyesって答えたら、命はどうなるの?」
「喜んで君の手にかかるさ。だろう、命?」
「はい、兄上」
「絶対にイヤよ、そんなの!」
「どうして?君と僕で思い通りの世界が作れるんだよ」
「誰かの思い通りの世界なんて気持ち悪いだけ!そんなの、アタシいらない!」
クルーゼ度が増してヤバくなる黎人に「気持ち悪い」との的確な評。(違)
黎人は剣を抜き、お守りの力で命をブラック命に変える。
挟み撃ちで絶体絶命の舞衣に振り下ろされる剣…。
その窮地を救ったのはヘタレの称号を変換した漢・楯祐一。
真白の力で復活する、消えていった「たいせつなもの」たち。
あかねちゃんの表情がキテルワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!
カズ君、巧海、キンゲには頭に何かを移植(歩けるようになった?)、佐々木教授、奈緒の左目、珠洲城遥、石上、そしてなつきと静留。
でぼちんかわいすぎるんだがどうしよう。雪之が抱きつくのも納得。
なつきに謝る静留もいい。そしてHiMEたちは決戦に向かう。
「凪め、しくじったか。だが君一人で何ができる。戦う意志も力も捨てた君に。楯祐一!」
「確かにそうさ。でもなぁ、そんな奴は死んじまったよ」
ベタベタなセリフだワァ━━━━(n‘∀‘)η━━━━!!!!!
黎人VS楯、舞衣VS命、カグツチVSミロクが同時進行。
「命、私今ならわかる気がするの。ホントの好きって何なのか。自分の思いは本物だって信じること疑ったらダメ。好きなら好きって、あなたが好きだって、そう言わなきゃ伝わらない」
悟りを開いてなんだかホテルサンライズ第4話のような物言いをする舞衣。
舞衣は命に貫かれ、「命、私、命のこと好きだよ!」とこっちもyuriる。
命の首飾りは消え、ミロクの刻印は消滅し、GANKUTSUOは封印される。(最後違)
抱き合う二人に、戦う二人。
黎人の「ならば死にたまえ」ってセリフが臭すぎて逆にいいね。
剣を弾き飛ばされた楯、斬りかかる黎人。
止めに入ったのはタンバリン(エレメント)を装着した舞衣。
「舞衣が好きなんだぁーーーっ」とここで楯の未成年の主張。
微笑む舞衣と命。置いてかれた黎人は「戯言をーーっ!」と剣を振り上げる。
命が猛ダッシュで黎人の頭をミロクで串刺し!と思ったら横から首飾りを切ったのね。
黎人は気を失い、黒曜の君本体(大剣、エクスカリバーみたいな)が現われる。
黒曜の君、古より媛星の力を導き、この世の災厄と安寧を司りしもの。
舞衣はカグツチで対抗するが、黒曜はカグツチに刺さった剣を目覚めさせ、動きを封じる。
HiMEたちが続々集結。なつき、静留、碧、晶、詩帆、シスター、あかね、奈緒、雪之。
あれですね。Gガン最終話の歴代ガンダム大集合。
「私、いいのかな?」「大丈夫です、神はお許しになりますわ」「そうだよ、がんばろう」
キンゲとシスターとあかねって全然接点なさそうなのに…夢の競演ですな。
「藤乃っ!アンタ…」「藤乃さん…」「堪忍な」「だぁっ!」
このノリが初期舞-HiMEテイストだよね。それにしても会長おいしすぎ。
「みんな、覚悟はいい?それじゃあ…」「HiME戦隊、出撃だ!」「だからーっ!(泣)」
碧ちゃんの見せ場を奪うなつき。もうヤムチャとは呼ばせません。
旗持ってるでぼちん顔違ええ。
そして金色に光るHiMEたち。ハイパーモードで真・流星胡蝶剣です。
口に刺さった剣が消え、黒曜に火炎弾を吐くカグツチ。
ミロク(MA)が黒曜をかばうが、効果なく、コアごと消滅する。
凪は叫んだかと思うと、計画を崩されたことを嘆く。(消えねえのかよ!)
戦い終わって…。空に消えていくカグツチ。
舞衣にコクって力なくその手を離す命。泣き暮れる舞衣。自分の無力さに憤る楯。
「ぐぎゅるるるる」「はら…へっ…た。もう…ダメだ」とオチはお約束。
時は流れ、風華学園卒業式。校舎の再建はもちろん珠洲城建設。
理事長になった二三さんが祝辞を述べる。(顔が小さすぎて変だよなんか)
あかねとカズ君はくねくねしながらバカップルを満喫。
執行部長の職と腕章を雪之に託す遥。
「辛せは自助努力で!リボン給ぶな!」と相変わらずの誤字。でぼちん最高だよでぼちん。
11話で剥かれた野々宮清音ちゃん再登場。
シスター深優の計算によれば、清音が合掌コンクールに選ばれる確率は0.3%。
「敵を倒すならば後ろからがよい」と闇討ちを勧めるシスター奈緒。
「勝つという信念が持てないようなら、最初から他人と競争などしなければよいのです」とアリッサ登場。
清音は怖くなって逃げ出し、奈緒のビジネスはパーに。
奈緒と深優のいがみ合いを止めるのは妊婦・真田紫子。
すべてが終わり、タダの教師に戻った迫水。自分を見つめなおす時間を作ろうとするなつき。
迫水はなつきに出席日数が足りないから補習を受けなければ、また一年生から、と脅す。
なつきの表情と指の動きと髪さわさわがいいなあ。
「ちょ、ちょっと待て!」のギャグ調顔もいい。
「あーら、留年、ええやないの。ウチも卒業すんの、やめとこかしら」静留も最高。
舞衣と楯のキスタイム。楯の「ε」な口と舞衣の「ω」口に笑う。
詩帆、あおい、千絵、あかねに気づいた舞衣はとりあえず中止する。
楯を髪で絞め殺すキンゲ。黎人も楯を牽制しにやってくる。
「無駄だ、兄上も祐一もあきらめろ。舞衣は私のだからな」
テレ東規制のために命のスカートを押さえに飛ぶ舞衣がおもしろい。
「アンタ無茶するんじゃないの!」はパンツ見えそうなことに対してですか>舞衣
ここでカズ君の目を塞ぐあかねちゃんも超かわいいな。
コマ送りで見てたら、命パンツはいてないな。ブラは黒だけど。
ブラフェチなつきからもらったブラ。と、命の腹に見えるは巧海からの手紙。
術後の経過も良好。晶が巧海にバッチシついてあげるらしい。
碧ちゃんは佐々木教授とトレジャーハンティング。(違)動画で見る教授はこれが初。
(写真での登場は23話参照)
「追伸
もう夢みたいだけど
あの出来事があったから
僕は強くなれたんだと
思います。 だから
ありがとう
お姉ちゃん
巧海」
明日から春休み。早速舞衣をデートに誘う黎人。舞衣は私のだと胸に顔すりする命。
楯を探しに来る武田先輩たち。「俺は部活がぁ〜」と泣く楯。べろべろベーな詩帆。
舞衣は「いちばん好きで、やりたいこと」をやってみる。
それはカラオケ。オールスターでカラオケ同好会を結成。
歌うのはもちろん「shining☆days」
「媛星が消えたからって、この世界から災いがなくなったわけじゃない。むしろ未来はより不透明になったんだ」まだまだ粘るの凪君?
「でも、それを選んだのは彼女たちです。あの娘たちならきっと…」真白の勝利宣言。
「ほんと、戦後女の子と靴下は強くなった、ってね」
二三に後を託し、いるべき場所:門の向こうへ消えていく真白と凪。
舞衣、命、なつきの新たなる旅立ちのときに後ろにいた赤い髪の中等部の子が気になる。
関連
舞-HiME 第25話「運命の刻へ」
収録巻:DVD第9巻(第24話、第25話、第26話収録)
Gガンのときの「小さな空が降りる時」が結構いい感じの曲だった。
さてさて。感想いろいろ。
・広げすぎた大風呂敷をたためなくなったので、結末はベタに徹した。
というわけで、このアニメをケルト神話に従って、とか日本の伝承物語をヒントに、とか真面目に解釈しようとしてた人は、製作側から梯子外された格好になっちゃった。
「こんな あにめに まじに なっちゃって どうするの m9(^Д^)プギャー」みたいな。
・まあ、かといってつまらなかったわけでもないのが困り物。
なんていうのか、毎回極大の引きで終わらせてたら続きが描けなくなったフニャ子フニャオ先生みたいなもので。
・で、結局「祭」(ストーリー)自体が茶番だった。
↓
残るのはキャラ萌えのみ
↓
つまり、「サンライズ初の萌えアニメ」というキャッチフレーズはこの結末を納得させるための方便だったんだ!
↓
ΣΩ ΩΩ ナ、ナンダッテー!!
・と、いうわけでキャラ萌え分的には満足でした。(なつき、でぼちん、静留他)
あと、中途半端にGガンパロるなら開き直って突き抜けちゃえ。
当然最後は「石破ラブラブ天驚拳」でいかないと。何のための関智よ。
カウンターTBありがとうございます。
終局近くからですが、読ませていただいてました。お祭りが終わってしまいましたが、リンクをさせていただきました。
>「辛せは自助努力で!リボン給ぶな!」と相変わらずの誤字。でぼちん最高だよでぼちん。
HiMEも腰抜かす、遥ちゃんの凄まじい能力ですね。
「漢字は似てりゃぁいいのよ。」なんて開き直りがあるとかないとか・・・。
豪放磊落なでぼちん。キャラの中でも突出してます(笑)。
リンクどもですー。
でぼちんの豪快っぷりは見てて微笑ましかったですよねー。
かなり大好きなキャラでした。