絵コンテ 太田雅彦
演出 太田雅彦
キャラクター作画監督 高野和史
メカ作画監督 大塚健
MIYUの封印を解きに来た碧ちゃん。後ろから襲い掛かる命。
鉄の扉を閉め、起動させる。
前回の記憶をフォーマットし、新たなマスターを設定するかどうかを聞かれ、碧のとった判断は?
扉を破り、部屋に侵入してきた命。ついにチャイルド・ミロクが発動。
舞衣が駆けつけるが、ミロクに愕天王は一撃で倒される。
起動したミイラMIYUはどこかへ行ってしまう。
「教授、でも、誉めてくれるよね」そう言って倒れる碧。
教授の写真(碧や陽子もいる)は燃えて、地下に柱がもう一本突き立つ。
命を問い詰める舞衣。二人で「ホントの好き」論争。でも舞衣も答えられない。
舞衣から絶縁された命は(19話参照)兄上のために戦う。
薙刀をつき立て、脅す静留。なつきはすべてを聞いてしまい、静留を拒絶する。
恋破れた静留は本気に。「菊川さん、もう刻限も近うすな。 決着、つけなあかんよね」
我らがでぼちんはそれくらいではビビりません。薙刀を掴んで言い放つ。
「全く、あんたがここまで安っぽい奴だとは思わなかったわ。自分の弱みを見られた腹いせに刃物つきつけて脅そうってワケ?見下げ果てた生徒会長様ね、やってみなさいよ!」
薙刀の意味も静留の決心も知っている雪之は「やっちゃダメだよ遥ちゃん!」と止める。
それを振り切り続ける遥。
「これ以上見苦しいことする前に消えなさい!雪之には指一本触れさせないわ!」
「下がりおし。あんたの出る幕やありません。ギャアギャアやかましいわ」
そう、某漫画と違ってアニメのでぼちんは光黙天を出したりしない。
静留は清姫を召喚。なつきは止めようとデュランを呼ぶが依然現れない。
雪之が呼び出したダイアナは薙刀でバラバラにされ、その場にへたれこむ。
遥は体に痛みを感じ、どんどん空気に溶けていく。
フラフラになりながら静留に近づいてまた言い放つ。
「藤乃、これで私に勝ったつもりだろうけどね、生憎私は珠洲城遥なのよ。私は負けない!私は正しい!人間の価値って、こんなヘッポコ手品じゃ…ああっ!決まんないのよ!」
静留に頭突きを入れて、下駄が落ちる。腕章を雪之に託し、めぐる走馬灯。
いつでも雪之を守ってきた遥。「雪之、私は…」でぼちんLOST。増える柱。
「ふふふふふ、ああおかし。みじめやねえ。あれでうちに一矢報いたつもりなんかなー」
余裕と強がりの合間を動く静留。恍惚の表情でこう言う。
「もう隠すこともない、なつき。うちは、あんたを愛してます」
「うちが他のHiMEもなんもなつきの嫌なもん全部倒したるさかいな。待っといてな」
なつきの制止も聞かず、一人歩き出す静留。
黎人は静留になつきの敵の居場所と一番地がなぜ一番地と呼ばれるかを教えようとする。
「300年ぶりに目覚めて、よくわかったよ。この世界はもうダメだ。でも、あの老婆達がいる限り同じ事の繰り返しになるだろう。未来は若者の手で作らなくちゃね」
あれですか。Zのシャアの「新しい時代を作るのは老人ではない!」ですか。
(もっとも、シャアの場合は逃げのセリフで、この場合はアグレッシブだけど)
「ねえ、あなたは黒曜の君?それとも神崎…いや、美袋黎人?」
この凪君のセリフに何か意味があるのか?>美袋黎人
病室で眠る碧ちゃん。陽子に託された封筒の中身は祭に関する論文。
HiMEの大切な人が消える度に地下の柱が増える。
それが11本揃ったとき最後の扉が開き、残ったHiMEは媛星の力を自由に操れるようになる。
黒曜の君の妻になるという運命と引き換えに。
「恋する気持ちに嘘はつかないで」重い重いよ碧ちゃん。
「今のあたし達にとって誰かを思うことはその人の命を賭けること。でも、だからこそ、その思いだけはホントのものであって欲しいと思うから」
窓に「ゆ」と書きかけてやめる舞衣。
陽子から、シスターは今まで怪我や病気をしたことがない、と聞かされて、奈緒事件がマッチポンプだと知る。
凪君にノルマを言い渡されて荒れる石上。
シスターは「愛しています、亘さん」と彼に弓を引く。
楯はキンゲから今日の午後三時病院前の公園に、と約束させられる。
「あっ!」ってときの詩帆の丸い目がいいな。
楯が病院から出ようとすると、救急車で運ばれる玖我なつきと遭遇。
夢で静留(トラウマ)にうなされ、起き上がるなつき。(西田亜沙子原画っぽいねここ)
楯は舞衣のことをなつきから聞こうとする。
舞衣は教会へ。シスターと対峙する。
なつきに「お前は舞衣が好きなのか?」と聞かれまたもにょる楯。
敗れれば想い人が消えるHiMEルールをようやく聞かされる楯。
状況証拠(巧海消滅後もチャイルドが出る、橋での会話など)から今の舞衣の大切な人は自分だと気づいた楯。
雨の中、舞衣を探しに走り出す。
「ちくしょー!ちくしょー!ちくしょーっ!」(スネ夫じゃないですイザークです)
発端がヴラスの自作自演だと認めたシスター。
潔く神妙に、それでいて舞衣に罪を犯して欲しくないと懇願する。
「私は勝って、巧海を取り戻す!そしてあいつを…」
「それがあなたの本当の望みなのですか?」シスターの言葉が巧海のセリフとダブる。
「お姉ちゃんの本当に欲しいものは何?」
部屋に戻ったなつきはジュリアに捕まる。
今日は、詩帆とお兄ちゃんが初めて会った日。ルンルンで公園に向かう。
雨のため、車椅子がすべり、投げ出されてしまう詩帆。
聖ヴラスの作り出す電脳空間でシスターが舞衣に語る。「人は時に選ばなければならないのです。自分にとってそのかけがえのない一つとは何なのかを」
今それを迫られているのは、舞衣、そして楯。
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舞-HiME 第24話「コイ・ハ・タタカイ」
CM's舞HiMEフィギュアコレクション届いたよー
収録巻:DVD第8巻(第21話、第22話、第23話収録)
原画に西田さんいなかったや(´・ω・`)。
何言えばいいんだろ。舞衣が書こうとしてたのは何か会議とか?
1.ゆういち 普通に考えたらこれ?
2.ゆかりん がんばれ碧ちゃん!
3.ゆめのくにノビタランド いや、まあこういう時期ですし。
4.ゆきの どうでもいいですか(´・ω・`)