絵コンテ 南康宏
演出 南康宏
作画監督 米山浩平(中村プロ)
命に会ってくれない奈緒。
二三に一撃ノックアウトな碧。
蝕のせいで頻発する天変地異。毎日詩帆を見舞う楯。それには深い理由が…。
中等部時代、剣道部の猛者だったが左膝の怪我で全国大会に出られず自暴自棄になった楯。
荒れててみんなに敬遠されてた楯を必死で励まし続けたのが詩帆。
「がんばれってのさ、言うのも言われるのも、無責任なんだよな」
その言葉は実体験からのものだった。
剣道部と決別する楯。
「あいつ(詩帆)、もしかすると、この先一生走ったりはできなくなるかもしれなくて、俺のせいなんです。だから、膝壊してから俺、何をしなくちゃいけないのかずっと迷ってきました。でも、今はあいつのそばにいてやらなくちゃいけないんだと思います」
部活を捨てて一途に詩帆な道を選ぶ楯。
「誰かのためとか、責任取るとか、聞こえはいいけどなあ!」竹刀を突きつける武田先輩。
「それがお前の本当の望みなのか!お前が中等部時代の全てを賭けた、この竹刀に誓えるのか?」
「はい」楯やるなあ。ちゃんと決断しやがった。ヘタレ脱出です。
でぼちんかわいいよでぼちん。雪之がケータイの電源切ってることにプチ怒るでぼちん遥。
でもこれには深い理由があるのです…。
巧海に手術を受けるように発破をかけに行く舞衣。そしたら晶が一足先に説得してた。
巧海のために家を売り、バイトに励み、転校してまでがんばる舞衣。
でもそれでも手術は成功するとは限らない。失敗しても多大な借金は残る。
「だったらそこまでして生きてる必要があるのかな、って」。・゚・(ノД`)・゚・。 巧海そりゃ禁句だ。
「でもお姉ちゃん、いつも笑顔で、それがすごくうれしくて、でも、重いんだ」
立ち聞きして放心状態に陥る舞衣。
「バカ野郎、男なら手術受けて、バリバリ元気になって、あっという間に自分で借金返してやるとか言えねーのかよ!勝手にあきらめてんじゃねーよ!お前の姉ちゃんも、お前に生きてて欲しいから何も言わずがんばってるんだろ!俺だって……お前には、生きてて、欲しい…」
晶きゅんのいい告白キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
おいてかれて&巧海の気持ちを知って愕然、よろける舞衣。
舞衣たちの物音に気がついた晶はエレメントを出して警戒する。
(もっとも出てきたのは猫)
晶がHiMEで女でとはしゃぐ命。
鬱々としてる舞衣はそんな空気読めないアホの子な命に「黙ってて!」と言ってしまう。
「お願いだから、お願いだから、少し一人にして」切ない別れのプレリュード?
それを立ち聞きしてた雪之は石上に状況をメールする。
石上は相変わらずシスター17歳(固有名詞)のヌードデッサンにご執心。
寝てるなつきの髪を触る静留。いい具合のエロ演出。
なつきのことを気にかけ、心配する静留。
「ウチはいつかてなつきのこと思うてます。それも、忘れんといて」
「静留には感謝している。でも、あまり私の中に入ってこないでくれ」
なつきは大切なものを失うのが怖くて、想いを拒絶する。
生徒会室を出て武田とバッタリ。「お前もだ、バカ!」ってなつき、武田を意識してたのね。
舞衣に嫌われたと悩む命は黎人に相談する。
「君が本当に舞衣さんのことが大切で、彼女のためになると思うのなら、できることを精一杯やるしかないんじゃないかな」
「そうすれば、想いは通じるよ、きっと」余計バトロワが混迷しそうな一言ですな。
黎人に言われて元気を取り戻した命。「やっぱり黎人は兄上みたいだ!」
(兄と声違うけど何らかの関係はあるよね??)
巧海を描いた晶のデッサンを見てしまう巧海。
晶は恥ずかしがって取り上げるが、巧海は持病の発作で卒倒する。
でもお姉ちゃん、いつも笑顔で、それがすごくうれしくて、でも、重いんだという巧海の言葉に落ち込む舞衣。
「だって、そうするしか、笑ってるしかなかったんだもん。だから…それがいけなかったの?」
そこではっと気づく舞衣。晶が敗れれば…巧海は消えてしまう!
海を眺める舞衣を岩陰から監視する雪之。
雪之は「お前が一番弱い。」「珠洲城は消える。」「お前を倒す。お前を倒す。お前を倒す。」といった脅迫メールの連続に悩まされていた。
その脅迫に屈してダイアナで舞衣を襲おうとする雪之。そのとき思い出す遥の一言。
「いい?雪之。私は姑息な手や卑怯な手段が大嫌いよ。常に正々堂々。あなたも私のパートナーなら、覚えときなさい」珠洲城遥株大上昇です。その言葉で攻撃を躊躇する雪之。
そこへ空気読むことを知らない野生の子・命が舞衣の危機を察し、ダイアナを斬!
「敵は、倒さなければいけない」という兄上の言葉を胸に、雪之に襲いかかる命。
気づいた舞衣が間一髪で命を吹っ飛ばす。
石上に脅されて舞衣の監視と打倒を命じられていた雪之。舞衣に謝りたおす。
「行って」と是非もない舞衣。雪之などアウトオブ眼中。
「ねえ、どうして?戦っちゃダメってあれほど言ってるのにどうしてアンタは、私の言うことが聞けないのよ」しつけの通じないペットはうちの子じゃありません、かよ。厳しい。
「でも、私は舞衣が好き…だから」水に濡れた子犬のようにうなだれる命。
「好き?なら雪之ちゃんにどうしてあんなことができるの?雪之ちゃんのことだって、好きだって言ったくせに」ダーク舞衣の目つきが怖すぎ。巧海の言葉を受けて八つ当たり。
「誰かをホントに大切に思うことが、どんなに大変で、辛いかなんて、アンタにはわかんないのよ!」出崎アニメならここで場違いなエフェクトが入るね。命に完璧なトドメを刺す。
「アンタがいると、みんなメチャクチャになっちゃう。もう勘弁してよ…」
視聴者としてはむしろこんな鬱展開を勘弁して欲しいですが。
「舞衣は、私がいると、迷惑か?」泣き喚く命。いや、こんな展開見せられた視聴者が(ry
清水愛の泣きイタタレベルは保志の次くらいですがここでは触れずにおきましょう。
巧海が倒れたことを知り、病院へ駆けつける舞衣。そして巧海の事実上の独立宣言。
「自分に嘘つかないで」「お姉ちゃんの本当の欲しいものは何?」
「もう僕、一人で歩ける。自分の力で歩きたいんだ。だからお姉ちゃんも自分のために生きて」
巧海は一人で渡米し、手術を受ける。
でも、舞衣のアイデンティティは巧海に依存したものだった。
ぽっかり開いた穴を埋められない舞衣。自分の「本当に欲しいもの」さえ知らない。
そうやって公園でヘコんでいると、楯と車椅子の詩帆が通りがかる。
舞衣に気づいた詩帆は、キスを見せつけるために姑息な策を弄する。
「お兄ちゃんが詩帆に優しいのって、私が怪我したのがお兄ちゃんのせいとか、そう思ってるから?」「違うよ」逃げ道塞いでます。策士キンゲの面目躍如。
「じゃあ、キスして!」
「私はお兄ちゃんの本当の心が欲しいの。嘘の心なんかいらないの!」
見せつけタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
走り去る舞衣。睨みつける詩帆が怖すぎ。
「そんなの、ひどいよ。いまさら…」
わたす的には今さら楯に未練かよ('A`)ひどいよ(脚本)って感じですが。
病院で寝息を立てる巧海を襲おうとする奈緒。
舞衣は家で一人食事。命が帰ってくる気配はない。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
予告がイタすぎて泣く。
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シークレットは誰だろう?キンゲ?碧ちゃん?楯だったら窓の外へダイブさせよう。
