絵コンテ 中西伸彰
演出 三家本泰美
作画監督 牧内もも子
作画監督補佐 鈴木麻衣子、鳴海聖子
前回のあらすじ:。・゚・(ノД`)・゚・。 セス…。
セスが歩くシーン、モノクロからカラーになってる。
オエセルの放射がやんだ。
ベフォールズがティナを保護しに行こうとすると、タナトルームにティナを抱えたソランが。
「姫を、ティナを助けてくれ」ソランの声渋いよね。
傷ついたセスは王宮へ戻るため、歩く。
「僕の声は届かなかった。アイツの声は、届いたのに…。ウウッ!」
ゲオルカはついに謀反を起こす。
タイタス、ティナは殺さず、科学者は捕虜にするよう命じる。
アギたちはティナから起動装置を取り出そうとする。
Xスキャンで投影すると、ティナの体から起動装置が消えている。
(そういえばパルザ=ルーゲンがX線を発見した、というのもここからのつながりなんだね)
※起動装置=ティナを兵器に変える装置
パルザが起動装置の周波数0.56を打ち込むとティナの体中に赤い点が。
「起動装置が、ティナ様の全身に組み込まれてる!」起動装置の同化。
もう元には戻らないティナ。ソランはアギを責める。
パルザは叫ぶ。「だから、だからまだ無理だったんだ!こんなこと!早すぎたんだ…」
このままだと、また「ああなる」(前話参照)ことを止められない。
それを聞いたソラン。
「お前達が科学者として壊すか、俺が人間として…殺すか。そういうことなんだな?」
究極の二択。
近代兵器(といっても火砲)常備の軍隊で王宮に攻め入るゲオルカ。
ローマ兵のようなプリミティブな装備の王宮近衛兵は全く歯が立たず、次々に撃たれていく。
ゲオルカの謀反をタイタスに知らせるゴトー。
しかし、この爺さん、「ティナ、わしのティナ…、あれはわしの姫か?」とまだショックを受け止め切れてない様子。
ゴトーの「あれはティナさまではありません!ティナ様は死んだのです!」って言い方も身も蓋もないが。
「ティナの心に僕は存在しない…!」つらい現実を突きつけられて未だ心癒えぬセス。
やっと王宮に到着する。
タルラントがゲオルカ襲撃を皆に伝える。ベフォールズは脱出準備を始める。
ソランは決心して銃を取り出し、ティナに向ける。
やはり撃てずに、銃を下ろしたとき、ティナは起き上がり、自分の胸に銃口を向ける。
(このときのティナの表情が神過ぎます。この表情を見ればソランの選択は一つしかないと視聴者も理解できるほどに)
銃を投げ捨てるソラン。ティナを強く抱きしめる。
「俺には無理だ、ティナ!俺にはできない!俺には…、ティナ」
ベフォールズの主人公キャラ・アギは秘策を言い出す。「一つ、方法がある」
「ティナ様の魂を、もう一度転生させる!」
ヒースマは、新たな体を作り出す人工物質がないため無理だと反論する。
2億光年彼方、超銀河団のはずれにあるギリシアと同じ水の惑星・地球。
ティナの魂だけを地球に送り、転生させれば、兵器として起動することはない。
なんかセスが立ち聞きしてるし。
ゲオルカの軍勢が来る前に転生を行わなければ、また兵器として利用されてしまう。
「聞いたね、ティナ。彼らを信じよう。どんなに遠くても、どういう姿形であれ、お前が生きていることが、俺には大事なんだ!」
「俺も行く。そうすれば、必ず会える。わかるね?ティナ。必ず会える!」
ティナを抱きかかえたソランは転生装置の前に立つ。
オエセルの輝度が上昇してランプが青に変わったとき、スイッチを押せというアギ。
カプセルに入るティナ。
ティナはソランの名前を呼び続けるが、透明なシールドは無情にも閉まっていく。
ランプが青に変わり、二人は再び会うという「誓い」を交わす。
ソランは何か言うが、完全に閉まってしまったため、ティナには聞こえない。
誰かに気づいて、後ろを振り返り、駆け寄っていくソラン。
その瞬間、カプセルの表面に血が飛び散る。
直後、ティナはセスが何者かに銃撃されるのを目撃する。
セスは息も絶え絶えに、カプセルに「ティナ」と呼びかけてスイッチを押す。
過去編終了。Voyageが流れる中、ただただ泣いているヘルガ。
ティナとソランの浄化塔デート。ソランの左腕に刻んだティナの名前。
その想いから、浄化塔の刺繍を縫ったクリスティーナ、浄化塔の絵を描いたセラフィーヌ。
そしてヘルガ。彼女も同じように浄化塔の絵を描いていた。
転生して記憶を失ってもソランへの愛だけは失われなかった。
「ヘルガが…あんなに苦しんでるのに、俺には何もできない。何もしてやれない。俺は…、ヘルガが…ヘルガがっ!」一人自分を責めるトーマ。
キルヒナーの研究データを盗りに一人先走るヒースマ。彼の名言も再放送。
「キルヒナーの無様な死に方が、僕は気になる。このままじゃ、僕らも同じ運命を辿る。向こうに帰る前に、キルヒナーの実験データを手に入れたい」
クックス&アリス生きてタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!!三ヶ月の職務停止処分かよ。
公僕だから殺されなかった…ってゲド機関の奴らは平気で殺しそうだが。
キルヒナーの事件が闇に葬られることは許せないクックス。
その上、ベフォールズも見た。唐突にクックスはとんでもないことを言い出す。
「アリス、裸になれ」「何言い出すの、バカーッ!」
アリスの服を借りて、女装して脱出するクックス。不自然な腰振りがキモイよ。
ゲルタはルーゲンの写真を荷物に入れてクリル島へ発つ準備。
小学生時代に骨董屋で買ったルーゲン博士ゆかりのフラグメントも持って。
ヒースマはキルヒナーのデータをハッキングしようとするが「ACCEESS REFUSAL」
実験データのありかをゲルタに問うヒースマ。ゲルタは逆にその目的を尋ねる。
ヒースマはそれに答えず、ゾーンへ干渉する技術が彼ら(ベフォールズ)から盗んだものであり、彼らさえやらなかった同体間の魂の転生のデータが重要なのだと言う。
デュマが現れ、ティナが見つかったと見抜く。
彼は「お前が欲しいのはこれだろ?」と実験データの入ったCDをちらつかせる。
朝、トーマが目を覚ますとヘルガの髪は真っ白になっていた。(でも顔はヘルガのまま)
今回は日本語版「水のまどろみ」がED。
関連
ファンタジックチルドレン 第18話「惨劇」
ファンタジックチルドレン 第20話「巡る命」
収録巻:DVD第6巻(第19話、第20話、第21話、第22話収録)
ゲオルカ軍と王国軍の兵装に差がありすぎ。あの後、どうやって巻き返したんだろう?
セスとゴトーの後姿似すぎ。「あっ!セスの左腕復活してる」とか思ったよ。
ソラン・セス関係の流れをまとめると、
ソランがセスに気づいて駆け寄る→セスが油断したソランを落ちてた銃で殺す(最初の血)→セス、カプセルの中のティナに語りかける→ゲオルカ軍の銃撃を浴びて死亡
という流れなのかな。ソランがセスを撃ったっていうのはない気がする。
さすがにそんなヤなヤツじゃないだろうと。
(ソランがセス殺すのは理不尽。逆はアリだけど)
しかし黒い展開だ。
セスがボタンを押したとき、「ポチっとニャー」とか言ってたら救いがあるけれども。
(冗談です)
またトーマが誰なのかわからんね。当サイトは相変わらずせス説推奨です。
(ソランだったらルーゲン×ゲルタのように転生してても好意を持つはず。ヘルガはトーマに少し冷たすぎた。>初期 一目ぼれした相手にそれはないんじゃなかろうか、と。セス=トーマだとトーマが浄化塔の絵を知ってるのがネックだけど、それはアーノン、ジム時代の記憶なのかなあ、と思ってたりする。ちなみに、セス=チット説についてはチットがブサイクなので却下)
クックスとアリスが生きてたのはめちゃくちゃ意外だった。
永遠に放置=お察しくださいだとばっかり思ってた。
だけど、活躍する場は残されてるんだろうか?
>ポチっとニャー
CMとコラボレーションで。(笑)