ファンタジックチルドレン 第13話「ギリシアの記憶」

脚本　　　三井秀樹、なかむらたかし
絵コンテ　福富博
演出　　　清水健一
演出補　　水野健太郎
作画監督　垪和等
はるかかなたの水の惑星、ギリシア。ヘルガの絵はギリシアの月と太陽、そして浄化塔。
そこはベフォールズの、そしてヘルガのふるさと。
そんな突拍子もない話にチットとトーマは笑う。いたって大真面目なアギ。
ヘルガが生まれたのは東本土の田舎町ウエンデ。そこであの絵を描き続けていた。
ギリシアに伝わる古い詩。
銀の泉が夜の草むらに　はるか遠い深みからわきあがる
千年を生きた蛇の涙は　美しいかげろうを　千度蘇らせようと　愛の涙を流す
千の泉は銀に輝く
千年を生きた蛇のしがなの…
ヘルガの波形とティナの波形が一致。ヘルガはギリシア王タイタスの娘、ティナ。
ベフォールズはかつて王宮のタナトルームの科学者だった。
惑星ギリシアに突如訪れた惨劇。
彼らはアウトゾーンでティナを地球に転生させる。（このシーンのティナがエロカワイイ）
そのことを知った王はブチギレで早く連れ戻すよう彼らに命じた。
ティナの魂を見つけ、ギリシアのゾーンに転生させるために500年以上前に転生した彼ら。
魂はオエセルでできている。死の世界・ゾーンはオエセルの絶対安定の世界。
死のゾーンは彼らが科学的に発見したもの。
それぞれの銀河に個別に存在し、同時に一つの次元でもある、死のゾーン。
座標のズレ―26年、地球の時間で500年以上費やし幾度アウトゾーンを作り、人工転生を繰り返したベフォールズ。
対して、自然転生を繰り返したティナ（ヘルガ）はギリシアの記憶をなくしている。
しかし、彼女の魂は確実にティナのもの。
「それが本当なら、さっきヘルガをゾーンに戻すって言ってたよな？それってヘルガを殺すってことだろ？」トーマの問い。アギは虚を衝かれた思い。

怒り狂うトーマ。
「それはヘルガしだいなんだ」はぐらかすヒースマ。
それでももう少し話を聞こうとするヘルガ。
必要なのはヘルガの意思確認。そのためには前世を辿らなければならない。
ベフォールズと関わることをやめさせようとするトーマとチット。
でもヘルガは「あの人たちの話を聞くと胸が熱くなるの」と答える。
「ヘルガを殺す…」そんな風に考えたことのなかったアギ。
だとすれば、自分たちを殺してきたのか…？
ヒースマは一喝するが、それでもアギの疑念は晴れない。
「宇宙の意志は怪物化したキルヒナーの存在を許さない。摂理に逆らう魂の運命」
「キルヒナーを許さなかったように僕らの転生行為も、許されない」
深まるアギの疑問。それでも必要な最後の転生。
ギリシアに思いをはせるヘルガ。
またうなされるトーマ。白髪の男（デュマ？）が血を流して倒れる夢。
そしてまたレイープ未遂。
ヘルガの決意。前世を辿ること。「私の探してた場所はきっと、その前世にあるの」
一つ前の前世、セラフィーヌから辿る。
ワンダーの餌付け（？）。クレルモンへ向かう。
ヒースマは自分たちがキルヒナーと同じ「無様な死に方」をしないように彼の実験データを手に入れようとする。
「もう少しだよ、姉さん。あと少しで姉さんを蘇らせることができるよ」
水槽の中のティナに声をかけるデュマ。

ギリシアの惨劇の内容がわからんことには…。
なんでティナだけ危なくて王もベフォールズも無事なのかって疑問があるわけで。
ベフォールズの中の立場の違いも明らかになってきたな。
しかしなんだってエロカワイイティナがあんなビッグサイズに｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
（DQ3のゾーマサイズを想像してください）

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