絵コンテ 鳥羽聡
演出 鳥羽聡
作画監督 キャラクター 森下博光
地球連合とプラントが開戦。ご丁寧に核マークつけて出撃する紳士的なブルコスたち。
しかし核搭載機体は小ジェネシスことスタンピーダーで破壊される。
それが地球から見えるって…どんな近くやねん。見ただけで核と認識するキラもアレだが。
プラント中に伝わる地球軍が核攻撃を用いた事実。
強引な開戦と唐突な核使用をショックだとアスランに打ち明けるデュランダル。
カガリやシン、オーブ市民は怒り、うろたえる。
血気にはやるプラント市民。また一方で戦争を恐れる者もいる。
デュランダルが報復で応じれば、泥沼の戦場再び。
しかし、核を撃たれたことで、民衆を抑えるすべはないと熱弁する。
つらい戦いを生き抜いたアスランはそれだけは否定する。
ユニウス7の件で父を気に病むアスラン。
デュランダルはパトリックを擁護する。むしろ政治利用されたのだ、と。
「彼らは彼ら。ザラ議長はザラ議長。そして、君は君だ」
なぜかステージで踊るラクツー。
「Remember Yunius Seven」ってまたベタな。
全土放映で流れるラクツーの映像。彼女はラクス・クラインを名乗る。
民衆の怒りを鎮めようと演説するラクツー。
デュランダルはアスランに向かってニヤリ。
なぜかデュランダル擁護を叫ぶラクツー。そして、水の証を歌い始める。
納得し始める民衆たち。頭の飾りくらい見ろや。
デュランダル議長がアスランを案内した先はセイバーガンダム。
「この機体を君に託したい、と言ったら君はどうするね」
いけません議長。そんな801オーラを出したら。あなたにはレイと言う男がいるはず!
議長は「願いを同じくする人にはともに立ってもらいたい」と意味深発言。
殺し文句出しまくりの議長。この人もうまい人だ。
アスランに抱きつきでアピールしまくりなラクツー。
ミーア・キャンベルっていう本名アッサリばらしてるし。
「アスランはラクスの婚約者でしょう?」(´д`) そんな設定とうの昔に忘れてたよ。
でかい乳に目が行くアスラン。人の話聞けよ。
どうもアスランはミーアとは合わないらしい。(ラクスとも合わないが)
デュランダルに抜擢された世良田次郎三郎(影武者徳川家康)的存在か。
ラクスのことをかれこれ聞こうとするミーア。
アスランはこれまでのことを思い出す。
そして最後に響くのは議長の言葉。
「だが、君にできること、君が望むこと、それは君自身がいちばんよく知っているはずだ」
ガンプラ劇場は久しぶりの模型店。1/60フォースインパルス。シンアスカの人形つきか。
宣伝は1/144ソードインパルス。
今日のパスワード:UU7
来週三馬鹿再登場。超久しぶり。
嵐の海へ向かえ、ミネルバ!
関連
機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-09「驕れる牙」
機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-11「選びし道」
収録巻:DVD第3巻(第9話、第10話、第11話、第12話収録)
壁紙はネオ。お前も来週くらいは出ろよ。
今週のいろいろ。
プラントはサイド3みたいに地球の死角になるくらい遠いとこにあると思ってたんだが、最終防衛ライン上の戦闘が地球から見えるくらいだから、案外近いんだな。
議長は地球連合に言いがかり的に開戦されて核までぶっ放されたと言うけど、その見方はいくらなんでも…。結局ユニウスセブンの責任はギルにあるわけでして。
「地球はコロニーを落とすところじゃないでしょおお!」(声:朴王路美)
しかし、核使われたことが決定的要因で民衆抑えられんというのは何なんだろう。
核に対する民衆の強い嫌悪感だろうか、あるいは全面戦争のためのアリバイ作りだろうか。
で、なぜラクスの歌程度で民衆は怒るのをやめて納得してしまうのか。
これはこの作品に一貫する「両澤愚民観」の表れともいえるけど、それだけでは説明がつかない。
ラクスは前大戦でガンダム強奪に手を貸し、第三勢力を形成して戦局を撹乱させたけど、プラント市民としてはそこらへんのわだかまりは無問題なんだろうか。
(愚民だから全てさっぱり忘れてる可能性もある)
あと、デュランダルはラクツー(ミーア)を使って戦意を高揚させるのかと思いきや、興奮を抑えさせるのか。うーん読めない、この男。
クライン派の後継者としての仮面を剥ぎ取るのはいつのことだろうか。
Q.相変わらずアスランが主役ですが。
A.仕様です。
Q.インパルス全然出ないんですけどプラモの売り上げは大丈夫でしょうか?
A.ザクとかゲイツの売り上げで何とかなるはずです。(大嘘)
Q.メカ作監いないんですけどセイバー描いたのは誰ですか?
A.椛島さんじゃないですか、多分。(原画にいたので)