絵コンテ 保田健司
演出 清水一伸
作画監督 松山光治
ボートで七瀬を助けに向かったのは岸田君。押し寄せる津波。(前回記事より引用)
浜辺に打ち上げられた七瀬。二人は孤島に流れ着いたらしい。
この島に二人きり、な
裸足で歩いたから七瀬の足は汚れてる。靴を彼女に履かせてあげる岸田君はナイスガイ。
七瀬は泉でくつろぐ。時間についての岸田君の発言が妙に示唆的。
偶然島に来ていた漁船を発見。船の親父は昔話を語る。
台風で行方不明になった家族を待ってるらしい。きっと彼の息子夫婦なのだろう。
亡霊は老いない。彼らを待つ人間だけが老いていく。
思い出は残ることをティーカップの話で伝える七瀬。
親父はもういいと彼女の話を止める。
形見の腕時計を海に投げ込む。
「思い出ならちゃんと残っている」笑顔を見せた親父。
千穂にからんだチンピラどもは例の格闘家に倒されたのか。
お礼言われたり触られたりしてうろたえるその男。いい感じの演出。
そして妄想。妄想の中の千穂は悩殺ポーズ。
一日をしめくくる花火。それを眺める岸田シュン君。
「レースのサマードレスをまとってて、まるで白い妖精のようだった」
「もう一度、あの白い妖精に会いたいとずっと思っていた」
岸田君からたまきへの告白。
でもその思い出の中ではたまきは子ども、そして岸田君は今と同じ歳だった。
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