某君がブロッコリーの面接を受けてて、逐一社長と話した、半年はゲマ店舗勤務らしいと教えてくれたのがまるで昨日のことのようです。
(結局彼は別の会社に就職しましたが)
日頃はブロッコリーのキャラクター及びカードゲームを楽しんでいただき、またゲーマーズをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
この度、私、木谷高明は会長職を辞し、ブロッコリーを退職することとなりました。
創業から13年、苦しい時、悲しい時が幾度もありました。そんな時でもキャラクターやカードゲームを通じて、皆様方とコミュニケーションを持たせていただくことが、私にとって本当に励みとなりました。またゲーマーズでのお客様の何気ない会話を聞くのも実は楽しかったり、参考になったり(本当は聞いてはいけないのですが)、本店の1階のレジの長蛇の列を見ると「並ばせて申し訳ない」と思う一方、「売上が上がって良かった」と思ってと、随分元気を分けていただきました。
コミックキャッスルという同人誌展示会で起業してから13年。コスパの開催、ゲーマーズの運営、「デ・ジ・キャラット」や「ギャラクシーエンジェル」のようなコンテンツ開発、「アクエリアンエイジ」、「ディメンション・ゼロ」といったカードゲームの開発と、常に皆様のおかげで新しいことに挑戦しつづけることが出来て、私は本当に幸せだった思っております。その反面、お客様を始め、クリエイターやスタッフ、取引先、社員にも少なからず迷惑をかけたと思います。私の発言、行動等で不快に思われた方もいらっしゃるかもしれません。この場を借りて、「すみません、そしてありがとうございます」と言わせていただきたいと思います。
今、私は無性に新しいことにゼロから挑戦したいという願望に取り付かれています。きっとそれをやるにはブロッコリーという器では合わなくなっているのでしょう。お客様の皆様どうか、私の我侭を許してください。そして一人になった木谷高明がこれからどんなストーリーを創っていくのか、注目していて下さい。必ず皆様方に喜んでいただけるものを創り出していく所存です。
最後に快く送り出してくれるブロッコリーの皆さんに感謝しつつ、挨拶に代えさせていただきたいと思います。(今後も一部タイトルはプロデューサーとして契約します)
愛すべきお客様方へ、 13年(何かのアニメの1クールみたいですが)もの長い間、ブロッコリーのキャラクター達、カードゲーム、ゲーマーズを愛していただき本当に、本当にありがとうございました。今後とも、引き続き愛し続けていただけることを切にお願いいたします。
株式会社ブロッコリー
会長 木谷 高明